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#168 NAHAマラソン応援回!マラソンの"本当の"起源はこれ【一笑門 マガジン】
どうも!海先輩です!
このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「海先輩の一笑門RADIO」の内容を発信しております。
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2023/12/03日曜日。
今日は僕の地元である沖縄県で、NAHAマラソンが開催されるようです。
地元の友達に連絡をしたらジョガーとして参加するそうなので、 僕は関東からエールを送りたいと思います。
およそ30,000人のジョガーのみなさん、完走目指して頑張ってください!🔥
おはようございます。海先輩です。
今日は、NAHAマラソンを応援!マラソンの"本当の"起源を話す雑学回、という内容でお話したいと思います。
僕は学生の頃陸上で長距離をやっていたこともあり、走ることが好きでNAHAマラソンもいつか挑戦したいと思ってはいるものの、なかなかできていないんですよね笑
朝起きてInstagramのストーリーを見てみると、沖縄にいる友達にもジョガーとして参加する人が多いようでした。
地元沖縄でも毎年大いに盛り上がる一大イベントなので、僕は来年こそ挑戦したいと思います。
ということで、今日はちょっとした雑学回で、マラソンの起源についてお話してみたいんですが、皆さんはフルマラソンがなぜ"42.195km"なのかご存知でしょうか?
「え、なんか昔の人が戦争かなんかで走った距離でしょ?」
はいはい、実はそれ、間違いなんです!!
今日のお話は以下の記事を参考にしています↓↓
通説としてよく知られているのは、「紀元前にギリシャ軍の兵士が2倍もの大軍を率いていたペルシア軍との戦いに勝利し、その報告をするためにフィリッピデスが戦地のマラトンからアテネまで走った距離が約40kmだった」というものですよね。
しかし実際は、フィリッピデスは勝利の報告をしようと走ったわけではなく、ペルシア軍を倒すために援軍を要請しようとしていたそうです。
しかもその距離はなんと約250km!36時間かけたみたいですね。
このフィリッピデスが集めた援軍のおかげで、ギリシャ軍は大軍のペルシャ軍を撃退し、勝利を収めました。
なので、フィリッピデスは勝った後に走ったのではなく、勝つために走っていて、しかも距離も40kmどころか250kmという驚異的な身体能力だったというわけです。
「え、じゃあマラソンの42.195kmは結局何?」
時は進み1890年代、フランスの古典学者だったブレアルさんという方が国際オリンピック委員会(IOC)の設立に携わったときのお話です。
ブレアルさんは古代オリンピックから着想を得て、4年ごとに各国持ち回りで開催する国際大会を提案しました。
そして、イベントのエンターテイメント性を出すべく、古代の趣を演出したいと考え、ブレアルさんはマラトンからプニュクスまでの40kmのマラソンを案として出します。
プニュクスは古代ギリシャでアテネの市民総会を開催していた場所であったため、古代の趣が出せると考えたわけです。
主催者たちはこのアイデアに大賛成し、1896年の近代五輪第1回のアテネオリンピックは"だいたい40km"でレースを行ったそうです。
その後1908年、イギリス・ロンドンでオリンピックが開催されることになるのですが、その際イギリス王室への配慮として、当時の国王エドワード7世と王妃アレクサンドラが、貴賓席からゴールを見やすくするために調整した結果、その距離が42.195kmだったんです!
歴史の人物が走った距離ではなく、自由裁量でたまたま決まった距離だったというわけですね。
1970年代頃までは、ほとんどのマラソン大会において女性は参加できなかったようですが、今やマラソンの女性人気も高く、オリンピックでも女性選手が大活躍していますよね。
誰でも手軽に始められるスポーツ・マラソン、ここ最近涼しく(というより寒く?)なってきたこの季節、始めてみてはいかがでしょうか?