【10分師匠】「安田善次郎の遺した教訓」〜安田弘〜
どうも、伊志嶺海です。
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さて、今回の師匠は安田弘さん。
安田さんは安田不動産の顧問をされていた方になります。
今回安田弘さんは、曾祖父にあたる安田善次郎さんのお話をしてくださっています。安田善次郎さんは「銀行王」とも呼ばれたカリスマ的ビジネスパーソンだったそうですよ。
安田善次郎さんが遺した教訓についてご紹介なのですが、その結論は以下です。
ここで大事なのが「克己心」です。克己心とは、生きていく中で起こる様々な誘惑に打ち克つということです。己の甘えや弱い部分に打ち克つことで、人として成長できるのだと言います。
安田善次郎さんもこの克己心を座右の銘とし、数々のビジネスや事前活動に取り組まれたそうです。当時は銀行業界が非常に盛んで、雨後の筍の如く銀行がつくられたそうです。しかしその設立者のほとんどは銀行経営をしたことがなく、破綻の危機に追い込まれていたそう。その状況を救ったのが安田善次郎さんだったんですね。数十行もの銀行を救い、再建へと導いたんです。
安田さんは他にも東京大学の安田講堂や、日比谷公会堂の建築などの事前活動も積極的に行います。自身の利益だけでなく、国のため、そして社会のためになる選択をしてきたということですね。
これを読んで思ったのは、人生は常に選択だなということです。進学や就職、結婚などありますが、どの道を歩むかでその後の人生に大きな影響を与えますよね。ただ、未来が良くなる道というのは、往々にして誘惑に打ち克つ必要があるとも思うんです。
人間どうしても甘えたくなりますし、楽な方に流れがちです。しかしそこで自分に打ち克つ、人生何と戦っているかって他人ではなく自分自身だったんですね。
今回のお話はビジネスパーソンに限らず全人類にとって大事なマインドだと思います。たまにはご褒美で自分を甘やかす時間も大事ですが、重要な決断のときには誘惑に負けず、修養できる方を積極的に選択していこうと思います。
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