見出し画像

恋と試着室が交差する!『試着室で思い出したら本気の恋だと思う』が面白い!(ネタバレ注意)

今日も1冊ほんのご紹介。「試着室で思い出したら本気の恋だと思う」という本を読んだ。(耳で聞きました)

・年下に片思いするネイリスト
・不倫に悩む美容マニア
・元彼の披露宴スピーチを頼まれる化粧品会社勤務のOL

など、恋愛に悩む彼女たちが、思っている彼のことを思いながら、とある服のセレクトショップで服を選びながら自分の気持ちに気づいていく物語です。

セレクトショップの店員の接客が神対応

恋に悩む女性がとある場所にあるセレクトショップでの不思議な雰囲気の中での服選びが本書の真骨頂。服を試着することで心の内面が覗かれます。

その時に、セレクトショップの店員が親身になって、何かしっくりこない彼女たちに、さらに似合う服だったり、ワンポイントの飾りものだったりを提案したりして、彼女たちを幸せにしていくさまが印象的でした。

また、服選びのなかで、悩む彼女たちに対する、声のかけ方や選ぶ言葉のチョイスが秀逸でやさしく包みこむように助言するのが素敵だなと思いました。

どのエピソードも続きが気になる展開

何も予備知識なく読み進めると、少し迷子になるかもしれません。途中でそれぞれ異なるエピソードであることに気づきます。それでどうなったの?と続きが気になる状態で次のエピソードにいくので、そこは読者の想像のおまかせなのでしょう。すこし、欲求不満になりそうでした。笑

そして、さらに読み進めると、各エピソードの主人公の彼女が訪れる服のセレクトショップは同じ店と気づきます。

3番目の話が一番キツイ

3番目のお話が相当つらい内容でした。本書のエピソードは偶然か意図的かわかりませんが、だんだんと重い内容になる話の構成のように思えました。

好きだったのに別れなければならなくなった彼とまた出会うのですが、後輩の人の結婚相手となって出会う。しかも、これから結婚するのでそのスピーチを頼まれてしまう。自分なら、つらくて死にそうです。仕事どころではなくなってしまうでしょう。

最後の物語は、セレクトショップ店員自らの物語

最後は、セレクトショップ店員自らの物語です。恋の悩みに助け舟を出す彼女にも恋の悩みや葛藤がありました。

ああ、生きているって悩みの連続なんだなぁ、そして結局みんな同じ悩みを抱えているんだなぁと感じました。

感想まとめ:たまには、恋愛小説も良いですね

オーディブルお勧めのままに、普段読まない恋愛小説を読んでみました。若い子はホットな話題でしょうが、年を生きた今の自分には縁遠いお話。しかし、こうした普段触れないものにあえて触れてみると感性がみがかれるような気がしてよいですね。

#3行日記 : 続けることが苦しくなってきた

何がって、noteは毎回生む苦しみは少しありますが、こうして書けるのは楽しいです。ではなにが苦しいかって、毎日の運動の方です。今週末は毎日自転車に乗ることが、おっくうになって、少ししか走れませんでした。

平日は〇キロ。土日は時間があるからもっと乗ると決めてましたが、逆にプレッシャーになってあまり走れないことが多いです。時間がある分逆にいつでもできる⇒結局やらずに終わる展開です。

これは、自分を責めちゃう思考になっちゃいますね。結局土日も平日も淡々とこなすが良さそう。そう気づいた週末でした。

いいなと思ったら応援しよう!

いしやんノート🚴600日連続更新達成|楽しく行動して、楽しく結果を楽しみたい
最後まで読んでいただきありがとうございます🙇‍♂️ 記事が気に入られましたらサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートはnoteクリエーターとしての活動費に使わせていただきます!