『日経トレンディ8月号 細かすぎる!東京駅』を読んで(Part1)|複雑な東京駅も歴史をたどると分かりやすいかも
毎月読んでいる日経トレンディの8月号。毎回いろいろな発見を与えてくれるので結構気に入っている。今日はどんな気づきを与えてくれるのか紹介をしたいと思います。
多少ネタバレごめんなさいなんですけど、本の情報をもとにいろいろと自分なりに調べてみました。
東京駅の構造は歴史をたどると意外と簡単かも
東京駅は複雑だ。田舎住まいにつき、はっきり言ってあんまり行ったことはないのだけど、複雑極まりない。今では30本くらい同時に走っているし、行けば毎回圧倒されているような気がする。
でも、歴史を紐解くと構造はそんなに難しくないらしい。いや、多少雑多になっているけど、なんとなくわかるようなのだ。
最初の駅は丸の内に作られた
東京駅は、丸の内に作られたのが最初のようだ。赤レンガの建物が東京駅の象徴。そこから歴史は始まったようだ。当時は4つのプラットフォームしかなかったようなのだ。以下は入手した地図である。下の方が赤レンガの建物である。
手前2本のプラットホームは電車用のようでして、その奥の2本が長距離移動の汽車用だそうだ。
さらにその奥に、のちの5本目のプラットホームとなる郵便物の積降場が設けられていたホームがある。
手前の2本には、たしかに電車と書いてある。開業は1914年(大正3年)そんなころから電車があったとはちょっと驚いている。
八重洲に向かって発展|新しい路線ほど八重洲側にある
そしてこちらが現在の東京駅。先ほどの初期の4つのプラットホームと5本目プラットホームである郵便物の積降場がそのまま使われている。
(下記の中央部、横方向に5本のオレンジのような線部分のところです)
5本のプラットホームを起点に八重洲の方に新しいプラットホーム(新幹線用)がある。(図上部の横方向に伸びる青い線)
さらに、図下部に右下へ2本と、図の右側に縦方向2本のプラットホームは地下鉄用が作られている
つまり、これらをまとめると以下のようになる。
N)・・・便宜上、プラットホームに番号をつけてみた
1)①②中央本線 : 旧電車乗降場1
2)③京浜東北線/④山手線内回り : 旧電車乗降場2
3)⑤山手線外回り/⑥京浜東北線 : 旧汽車乗降場1
4)⑦⑧上野東京ライン・東海道本線 : 旧汽車乗降場2
5)⑨⑩東海道本線 : 旧郵便物乗降場
↑ここまでが創業当時のプラットホームをそのまま使っている
6)7)8)⑭~⑲ 東海道・山陽新幹線
9)10)⑳~㉓ 東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線
地下鉄総武(赤レンガビルより手前位置)
11)12)①~④総武本線・横志賀線
地下鉄京葉(縦に走っている)
13)14)①~④京葉線
まとめ:東京駅も歴史をたどると覚えやすいかも
東京駅には数えるくらいしか行ったことがなく、毎回よくわからず迷子になりながら乗っていたものですけど、こうして歴史を紐解くと覚えやすいかもと思った。
東京駅は最初4つのプラットホームしかなかったけど、それをベースに新幹線と地下鉄が増えていると考えると実にシンプルに思えきた。
#3行日記 :家でまったりが最高です
お盆休みは、基本家で過ごしている。ちょいと出かけるけど、すぐ家にかえっている。子供が小さかったころは、1泊2日か2泊3日でテーマパークとか観光地へ行っていた。それはそれで楽しかったけど、その日の前後も忙しいので、結局疲れに行っている感じ。
別にそれがダメというわけじゃない。それはそれで思い出になるし、子供が小さいうちは、そんなイベントがあった方が子供たちにとっても親にとっても楽しいものだ。
正解はなくて、自分がその時いいと思ったことが正解なのではと思う。
#1年前 :出光興産の本を読んでいた
出光興産の発展をフィクションでまとめた本を読んでいました。その名も「海賊と呼ばれた男」の下巻です。上巻は戦前の石油がまだ見向きをされてない時代から元売りにまで発展する物語。しかし、第二次世界大戦によって日本は敗退。物語の主人公の会社「国岡商店」もピンチを迎えていた。
なにもかも失ってしまった戦後からの復活をテーマにしたのが下巻である。商売の姿勢というものが大事なことがわかった。儲かるからやるのではなくて、あると消費者が喜ぶからやるという心がまえが大切であって、消費者に必要とされるからその会社は生かされていく。そう考えた方が良さそうだ。
儲かるからやるでも、一時的には儲かるけど、自分の儲けだけにやっているかどうかは、消費者はすぐ見抜くので、そうなると消費者が離れていってしまい、生かされず倒産ということもそうなのかもと思う。
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