異世界転生から学ぶ挑戦の心構え!『転スラ』14巻でリムルが見せた失敗と教訓|コテンパンに負けこむことも想定して挑戦しよう
1週間かけて1冊本を完読したので、そこでの学びを共有です。
本のタイトルは先日ご紹介した「転生したらスライムだった件14」(以降、転スラと略す)です。書籍での小説版になります。
異世界転生の物語。読んで「あー楽しかった~!」という本ではないの?と思われますが、いやいや学びはあるのです。
本当いうと、学びの期待はしてませんでしたが、あったのでまとめます。
ネタバレも含みます。
どんなに絶対に勝てる状況でも、負ける時は負ける
本作では、チートキャラである、スライムのリムルが思いっきり負けました。転スラは無料で読めるWEB小説が原作故、負けて激怒することは聞きかじっておりました。
ようやくそのシーンに出会うことができました。
以前、主人公リムルは多くの仲間を殺されるという悲しいことに遭遇します。自分の責任だと自分を戒め、油断やおごりが自身や仲間たちを滅ぼすことになることを学びました。
それからは、普段から戦力を増強し、人と魔物の交流も禍根がなきようにしてきました。戦争もならないように避けてきたけど、正確な情報が特に大切と知り、情報を得て「絶対勝てる状況」になるまでぐっと待ち動いていました。
努力は身を結び、攻めてきた軍勢100万人近くを自軍は被害0人で打ち破りました。それくらい主人公のスライムと仲間たちは強者ぞろいだったのです。
一方、相手方の戦力は残り新米兵団の20万人程度。相手の数の戦力は脅威ではないことから、お互いの被害を最小で速く収束させるため、中枢に少数精鋭で攻め入ります。しかし、結局返り討ちに遭い、仲間の一人を奪われました。
リムルは相手の狙いも分かっていました。100万人の犠牲は織り込み済み、相手の強者2人で、リムルの盟友を奪うことが目的だということを。それでも相手の筋書きが1枚上手で、なすすべなく奪われてしまったのです。
2回の激怒シーンの考察
転スラでは、主人公リムルは今回を含め、2度怒りに我を忘れています。その2回を振り返ってみましょう。
1回目:自分が留守の間に多くの仲間が殺されてしまったシーン
リムルの仲間たちには、3つのルールが課せられていました。そのうちの1つが「人間には危害を加えない」というものでした。
そんな中、強い人間に攻め込まれ、何百人もの仲間が殺されてしまったのです。その時は静かに怒り、おごりは捨て、2度とこのようなことが起きないように自分を厳しく戒めました。
※ちなみに、後に、パワーアップして全員生き返ります。さすがファンタジーです!
2回目:考え得る最大の備えをして大切な仲間を奪われたシーン
今回のケースです。今回は、考えうる最高の備えをしたうえで、最強である自身が赴きます。しかし、見事に自分たち考えの上を行かれて、自分の大切な仲間の一人を奪われました。
この時の怒りは、1回目を遥かに上回ったものでした。
興味深い点は、1回目の方が被害は遥かに大きいです。2回目の今回は1人仲間が奪われた事実でまだ生きています。
この2点が1回目よりも怒りを激しくしたのではないでしょうか。対策はしっかり練ってきたが、「最強である自分がいればなんとかなる」というシナリオ自体がおごりだったのでしょう。
挑戦は最悪のシナリオも想定して挑もう
物語はフィクションですが、学ぶべきことはあると思いました。
絶対勝てるべき状況になるまで待って挑む。勝負事には大切な考え方だと思います。しかし、負けるときには負ける。この事実も受け入れなければなりません。
今回は、挑戦における最大リスクが想定されてなかった(甘かった)のが1点。負けこむこともあり、悲しい思いをすることもある。それも覚悟のうちです。
挑戦には、振出しに戻って1からやり直すくらいの気概も必要なのかもしれません。そんなことを思いなおしました。
#3行日記 : 部品交換終了
自転車のパーツを半年ぶりに交換しました。本当は半年前からそのパーツ届いていたのですが、面倒で全然やれておらず、ようやくできました。
手を付けると案外と早くできますね!不良品でなくてよかった笑
未開封がまだあといくつかあるので、ドキドキしながら開封します・・・。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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