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映画も原作も見逃せない!両方を楽しむべき理由|『もしも徳川家康が総理大臣なったら』を比較してみた
ちょっと前に映画で徳川家康が総理大臣になったらという本を読みました。この映画はとても面白かったです。出演者は大物俳優さんが多くて、でもそれぞれ見どころがあって楽しかったのです。
ただ、出演者に合わせた演出も多く見えて、果たして原作はどうだったのか気になったので、原作となる本書を読んでみたのです。本はこちらです。
原作も楽しくて、是非とも一読をお勧めします。
映画からみるか、原作から読むかは、どちらからでも良いかなと思います。
でも、両方楽しんでほしいのが正直な感想です!
大きな流れは同じですが、やはり両作品でそれぞれの本と映像の媒体の違いを活かした面白味があり、そのあたりで演出が大分違っていたからです。
今日はそのあたり、思いつくままに解説していこうと思います。
映画版は出演者の魅力を名いっぱい引き出した感じ|一方原作は歴史ビジネスミステリー
映画版は、出演者が豪華でした。なので、その強みを生かした演出がされていたような気がします。原作はもっと落ち着いた雰囲気の作品だと思いました。ビジネス書としても読めますし、ミステリー本としても面白い内容でした。
原作は、映画版よりも尺が長いので当然、内容が詰まったものになっていて、どのように政策を進めていくかとか、江戸時代など過去の政治と今の政治の在り方を比較して違いや共通点を述べるなど、過去を振り返るからこそ見える点もあってそれも新しい視点のように思えました。
8代吉宗と5代綱吉は、原作では物語の主役かもしれない
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映画版では、配役の関係からか徳川将軍である8代吉宗と5代綱吉は脇役でした。しかし、原作ではむしろこの8代吉宗と5代綱吉の2人が主役ではないかと思いました。
というのも、両方のストーリーとして共通しているのは、2020年にコロナパンデミックとなり、当時の内閣までもコロナに侵され政権が倒れてしまいました。そこで、AIを駆使して過去の偉人をホログラムで召喚して最強内閣を作り、政(まつりごと)を推し進めるというストーリーでした。
この混乱を平定するのは、平時の政治です。徳川家康、豊臣秀吉、織田信長の時代は乱世の時代です。力こそすべて、支配力こそ力なりでした。
圧制を敷くのです。しかし、それは、コロナ感染を抑える初動には効果を示しますが、長期的なところでは平時の政治に効果を示す8代吉宗と5代綱吉の政策が光りました。
このあたり、映画での迫力をとるか、原作の政治的な戦略をとるかなど違いが面白かったです。
聖徳太子と紫式部は映画専用キャラのようだ
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映画では聖徳太子と紫式部が出てきますが、原作では出てこなかったようです。他の歴史の偉人たちはでてきまたので、これは映画化するための戦略変更をしたようです。
おそらくですが、映画化したときに描写がしやすいのの女性俳優を映えさせる戦略ではなかろうかと思いました。
政治とは安寧であり、調整をとることである|徳川家康
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徳川家康の考え方というのが、一番政治を行う上で良さそうだと思いました。織田信長や豊臣秀吉は、政策が思い切っており、きらびやかで一見良さそうにみえますが、世の中そんなに単純ではないです。初動は有効でも持続の観点からは脆い部分があります。
徳川家康の方は、自由と不自由の調整をとりお互い納得のいく妥協点を探ります。だれかが自由になると、その分だれかは不自由になる。その真理を受け入れた上で、調整をとって進めていくことが大切という考え方でした。
政治の進め方は、社会生活で物事を決めて進め、調整をとっていく場面で必要になる考え方なのかなと思いました。
#3行日記 :昨日はサスティナビリティを破りました
今日も少し寝坊しました。昨日サスティナビリティを破ってしまったので。5時から男になってしまいました。これは死語でしょうか(笑)。
定時後の方が集中できて、頭が冴えてきたので。しかし、それは一時的なものでしたリズムが崩れたー笑
#1年前 :ルパン三世で登場するガンマンの次元大介の映画が楽しかったようです
当時『次元大介』という作品を楽しんでいたようです。もともと映画『ルパン三世』の相棒役で出てましたが、その相棒のスピンオフ作品です。面白かったです。と今でも言えます。おすすめの作品だと思います。
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