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反乱するPR(週刊東洋経済)|PRが変わった2022年を振り返り、危機管理のヒントを見つけてみた

オーディブルのおすすめのまま読んでみました。本書は週刊誌です。しかも2022年と少し古いです。そういえば、宣伝にはかならず「PR」をつけなさいとなったのも2022年頃だったかもしれない。いやそれは2023年かも。

2022年は、すでにPRだらけであり、それに関する本だと思ったので読んでみました。たしか、スマホを開くと、「おすすめするPRをだしてもよいですか Yes or No」と聞かれていたのはそれくらいの頃の気がします。

本書はさまざまなインタビューを通して、PRに対しての見解が述べられていた。今回は気になったものをピックアップしてみました。


「危機管理広報」という新しい言葉

広報は、株主や投資家、取引先、顧客、従業員などの「ステークホルダー」と呼ばれる人たちと、円滑なコミュニケーションを保ち、良好な関係を構築する役割の組織です。

どんな会社組織、公共団体を含めて、近しい組織はあるものです。昔は何か問題があったら、日単位での対応で十分間に合いました。

問題が発生しても、察知するのはマスコミであり、情報の伝達速度は1日が最速で、大体が翌日の新聞とか雑誌などで広く出回るみたいな感じです。

でも、今はもっと速いです。数時間で出回ります。閲覧者がトラブルと思われる情報を発見し、検索や問い合わせをしても益な情報が得られないと、簡単にSNSなどに投稿して拡散していきます。

そのため問題がおきたときいち早く察知して対応のコメントを数時間単位でするところまでしないと時すでに遅しとなることも多くなりました。なんとも怖い世の中になったものです。

公序良俗的な問題もありますが、それが実体なので、広報の方もそれに対応してスピーディに対応していかないとならないようです。

儲かる危機管理広報サービス

ひとたび、炎上に巻き込まれると、そこで発生する損失は甚大です。大きなお金が失われるのに加え、信用も失うこともあります。そこで伸びてきているのが危機管理広報のサービスです。危機管理広報自体をサブスクリプションサービスとして提供しているようです。

値段はかなりします。月額100万円くらいかかるようです。それを契約して導入した企業が目に見えて利益を生むといったことはないです。経費が毎月100万円増えるだけなので、二の足を踏む企業が多いようです。100万円負担が増えるなら、別の投資機会に投資したらよいですから。

しかし、一度炎上を経験した企業は、躊躇なく契約するそうです。炎上してしまった場合、100万円の10倍やそれ以上のお金がかかることがあるので、月100万円は安いと考えるそうです。

綿密な取材を重ねた情報よりも、読みやすい情報に人気がある|価値ある情報は有料化へ

情報はだれしもが自由に発信できるようになってきた。かつてはマスコミなど報道機関の専売特許であったが、今は個人が誰でも発信できるようになりました。力のある個人(インフルエンサー)なら、その人が発信したということで、信ぴょう性までも発揮されてくる世の中です。

コストをかけて取材を重ねて作った記事よりも、ネット情報を集めたそれこそ15分くらいで集めた記事の方が多く読まれるという現状があります。

だんだんと本当の情報は真の情報は有料でないと読まれないところに入っていくような気がします。実際は、有料情報に手を出すのは、なかなか勇気がいるのですけどね…。選んでハズレにならなかとか。実際にハズレもあったりするのでいろいろと悩みます。

今後はファクトチェックが重要になる世の中になる

最近は新聞社が減っているようです。危機管理広報のところからも想像に難くないけど、新聞を読まなくなって、人はネットニュースでチェックするようになってきています。

多くの人はスマホ片手に情報収集する人が多いので、最初に見るのはネットニュースに自然となっているのです。翌朝の新聞の朝刊を見る人もいるかもしれないけれど、読む人も既に知った状態で読むのではないでしょうか。

そうなるとそのネットニュースの信ぴょう性が今後問われていきます。自分の気のせいかもしれないけれど、ネットニュースの内容が、本来中立の立場で書かれるべきなのに、読者が興味を引くように歪曲して書かれているような気がしてなりません。

そうなると、ファクトチェックというところがより厳しくなるということがあげられる。今後はファクトチェックがどれだけされているかが焦点になりそうな気がします。

#3行日記 :もうすぐ長編が読み終わります

今週1週間かけてある長編の小説を読んでます。といってもオーディブルですけど。長編は長いですけど、ハマると毎日聴くのが楽しみになるので良いですね。今日もしっかり楽しむことができました。

#1年前 :自動車の給油で間違った時について考えていたようです

ガソリン車にはガソリンを、ディーゼル車には軽油を入れることは常識としてありますが、実際は間違って入れる方も多いようです。100%入れ替わっているとどちらも走りませんが、半分くらいまでなら割と大丈夫なこともあるみたいです。

少量なら薄まるまで放っておいても大丈夫なケースもあるようです。一方で絶対ダメな場合もあるので、知っておくことは良いことかなと思います。

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