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警察小説『朽ちないサクラ』が描く組織の闇と映画化の裏側|内部ではやりたい放題?

本をまた1冊読みました。『朽ちないサクラ』です。

とある事件をきっかけに、警察の不祥事が発覚してしまった。その不祥事をもとに、次、また次と事件が起こる。警察の中も巻き込んだ推理小説です。

警察独特の組織のしがらみというか、影の力のようなものも垣間見れて、面白い作品でした。今年6月には映画化もされたようです。映画の方もストーリ―が気になる作品となっているので是非ともみてみたいですね。

今日の記事では、本編の内容ではなくて、最近、警察の関係する作品をみてきて、ちょいと気になる内容を見つけたのでそのことについて書いてみたいと思います。それは上下関係が厳しい組織、上司の命令は絶対についてです。

トップの画像はha64さんにお借りしました。


『朽ちないサクラ』では、領収書のことが出てきたような気がする|上司の命令が絶対の雰囲気が見え隠れする

この作品だけでなく、警察の舞台がでる作品を最近よく見てきました。そしたら領収書について警察内部では、なにか黒いことをしているようなのです。捜査にお金は必要で、立替たりすることはあるでしょう。

しかし、どの最近の身近な映画を見ても、どうやら領収書を偽造したりしているのですよね。そんな場面が出てきて気になります。いやたまたま見た映画なら良いのです。

実際に本作も少しでてきているけど、実は他の作品にもでてきています。

『Winny』では警察では上の命令で領収書を作っていた

先日見たWinnyでも事件を追う側の警察の裏側が描かれていました。偽の文書を書き写させ、本人の自供のように見せたり、警察官のちょっと偉い人が、部下の警察官に領収書を作らせて経費をひっぱったり、結構あくどいことをしています。

先日記事にした『Winny』 ↓

本編はWinny事件のことでしたが、地味ながら、追う側の警察の内情も描いていました。その中では、出金を促すため、領収書の偽造をしていました。当時は普通だったのかもと思いました。ひとりだけ立ち向かった警官がいて、偽の領収書を作ると公文書偽造になり1年以上10年間の罪、詐欺や横領は10年以下。といって同僚警官を諫めていました。

しかし、同僚警官は、「組織には従わないとどうにもならない」と嘆き、仕方なく領収書偽造に加担するのでした。
これはドラマだけの世界なのか?いや、何か違う気がしました。

身近な人で警察に入ってやめている人がいるけど、小さな村社会だったので逃げるようにやめた話

知人で警察官になって辞めた人がいます。その方は人間関係に悩んでやめたようでした。警察組織は上下関係が徹底しているので、上の命令は絶対というところがあります。これは警察も含め、軍隊や自衛隊のような組織では必要な仕組みです。しかし、中には理不尽な命令もあり、どう考えてもおかしいという命令をあったようです。

その方はあまり詳しいことは言わず、逃げるようにやめてしまったのだといいます。正直なところ想像でしかないですが、その方にとっては、上意下達の究極モデルには、なじまなかったのだろうと推測します。

警察や軍隊の上の命令は絶対という組織構造は必要だと思うが、不正の温床にもなりやすい形態とは思う

組織というとピラミッド構造が一般的です。しかし、その組織の形はその目的によって少し異なってきます。

たとえば、新しいことにチャレンジするような組織は、人の流動が活発で、組織構造もフラットです。上に行きつくまでに階層が少ないのです。その方がフットワークが軽く意思決定が速いといメリットがあります。一方でチェックが甘くなるので、思わぬ手痛いダメージも食らうこともあります。

一方で官公庁などは決まった仕事を厳密なルールで正確にこなすことが必要になります。そうなるとピラミッド型の縦に長い組織の方が上意下達で責任分担がしっかりしていて良いのです。

ただ、動作が鈍くなりがちという弱点がります。上の命令は絶対の風潮も出てくるので不正の温床にもなりやすいです。まだ民間の会社組織の方が、まだ柔軟性があります。警察や軍隊など究極の上下関係がある組織だと不正も生まれやすいのかもと思いました。

生死と隣り合わせの中で活動する組織の場合(まさに軍隊や警察ですが)、個人が思い思いに動かれると生きて帰れるものも、全滅のような洒落にならない事態に発展することもあります。なので上下関係ガチガチの組織も大事なのだと思います。ただ、デメリットは不正やハラスメントが発生しやすいのでどう付き合っていくかがポイントかもと思いました。

#3行日記 :ああ、出てこない

3行日記がでてきません!なので今日はパスです。笑

#1年前 :ふるさと納税について考えていました

去年の今頃はふるさと納税のことを考えていました。ふるさと納税は年々規制が入ってきています。寄付よりも特典の方が多い状況なので、『寄付』という形に近づけようとしているみたいですね。

それでも、結構お得なので、税金を納めている方なら利用しない手はないという感じでしょうか。12月に一機に申し込んでもよいのですけど、返礼品が一気にドバっと来ても冷蔵庫に入りきらないこともあるので、そろそろ小出しに注文していってもよいかもですね。ポイントが付く場合にでも、月上限とかあると思いますしね。

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