義務教育の呪縛 ~英語編~
細々と続けている英語学習。
どれくらい細々なのかと言いますと、教材として使っている『アベンジャーズ インフィニティーウォー』が7ヶ月かけてようやく半分弱あたり(1時間10分)に差し掛かったぐらいです。
毎日1~5センテンスを消化しているペースなのでさもありなん。
まず文字を見て、音を聴いて、口に出す。
それをなんども繰り返すという方法をとっているのですが、「to」とか「for」とかの所謂前置詞たちに大苦戦。
間違いなく義務教育時代の刷り込みに邪魔されています。
「to」は「トゥー」、「for」は「フォー」と発音していたあの頃。
実際には「to」は「ツ/ト」、「for」は「フォ」のように短いんですよね。
半年以上の勉強の成果か、最近は聴き取りだけならなんとかできるようになってきましたが、いざ自分で発声しようとするとどうしても「トゥー」とか「フォー」とか言ってしまいます。
スポンジのように何でも吸収していた多感な時期に覚えたものは、いくら忘れっぽい私と言えどそうそう振り払えるものではなく、もはや呪縛と言っても過言ではないでしょう。古の英語教師は呪詛士じゃなかろうか。
教科書をカタカナ英語で音読させられてたあの頃……。
まさか何の役にも立たないどころか将来的に足枷になるなんて思いもしませんでした。
日本人は英語がしゃべれない。
そりゃそうだと思う11月の夕暮れです。