見出し画像

もったいない接客

あれ?このお店、つぶれちゃったの?久しぶりに前を通ったお店に、「稼働してる感」がありませんでした。

対面系サービスのお店だったから、もしかしたらコロナショックを乗り切れなかったのかな。近所に同じ業態のお店ができて、お客さんの取り合いになってしまったのかな。でももしかしたら、全然違う原因かも。

私が気になったのは、外から丸見えの「ファイル」。ガラス張りなので通りから受付が見えて、その足元に、顧客台帳と思われる分厚いファイルが。

もし私が、やらないけど、鈍器か何かでそのガラスをガシャーン!とやれば、すぐ手に取れる場所。

顧客ファイルじゃないかもしれない。マニュアルとか、パンフレットとかかも。でもそんな目につくところに、しかも床に置かれたファイル。

もし私がそのお店の見込み客だったとしたら、大切に扱ってもらえない気がして、やめておくかな…

この事例は、いわゆる「接客」とは一見関係なく思えます。でも、「お客さんを想う」こと、お客さんとの接点全てが「接客」だと捉えたら、お客さんを不安にさせるようなことは避けた方がいいですよね。

自分がお客さんの立場なら?と考えて、外からどう見えているか?を点検してみる=「客観視」を取り入れることで、さまざまな改善点が見えてきます。

一回だけなら、まぐれで利用してもらえることもあるでしょう。でもリピートしてもらおうと思ったら、良い印象を残せるか?信頼してもらえるか?はカギになります。

ぜひ「客観視」を取り入れてみてくださいね。



イシロヨウコ:ご縁をつなぎリピートを生む接客術

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?