『そうきたか、残念!』 〜 怒りの感情をコントロールする呪文
◆ 怒りの感情を爆発させてしまい、失敗したことってありませんか?
怒りの爆発は、時には一生モノで
人間関係に永遠の亀裂を入れてしまうことがあります。
怒りの感情をコントロールすることができれば、怒りで失敗して、後悔することが減らすことができます。
◆ ムッとしたら6秒待つ
怒りのコントロールの方法の中に
「怒りの感情が湧き上がったら、6秒待つ」というのがあります。
売り言葉に買い言葉、と言われるように、怒りで後悔する時は、反射的に怒ってしまうことが多いのです。
詳しい理由は割愛しますが、
「ムッときたら6秒待つ、カッときても6秒待つ」
6秒を何とか乗り切ることで、怒りで後悔することは激減します。
◆ 6秒待つ方法
反射的に怒らないためには、6秒乗り切ることが大切といいました。
具体的にはどのように時間を乗り切ればいいのでしょうか。
6秒時間を作る方法としてあるのが
数値を数えたり、呪文のように言葉を唱えたりするなど、意識を反らす方法があります。
・1~6まで数える
・100から2ずつ引き算していく
・「大丈夫」「まあまあまあ」「落ち着け」などの言葉を呪文の様に唱え続ける
・大きく深呼吸をする
・ペン先や時計など何か身近なモノに意識を集中する など
その時の状況や、自分に合ったやり易い方法を自分なりに持っておくことが大切です。
◆ 怒りの感情を抑える呪文
怒りのコントロールする方法をいくつか挙げましたが、
私が、その中でお勧めしたいのが、呪文の様に言葉を唱える方法です。
「カチーン」と怒りのスイッチが入った時に
周りの人から
「まあまあまあ」
「ここはひとつ抑えて」
「一回落ち着いて考えましょう」
などと、絶妙なタイミングで、割って入ってもらい怒りの感情を爆発させずに済んだことってありませんか?
これを自分で行うイメージです。
怒りのスイッチが入りそうになったら、
すかさず、自分をなだめ、6秒時間を稼ぐ言葉
「大丈夫」「まあまあまあ」「落ち着け」
などの言葉を呪文の様に唱え続けます。
私が、特におすすめするのは、
「そうきたか、残念」
「そうきたか、やるな」
「そうきたか、おしい」
などの、「そうきたか」シリーズです
なぜならば、相手の不意急襲的な攻撃をまともに受けてしまうから、反射的に怒りのスイッチが入ってしまいます。
相手の攻撃をまともに受けない様に
「か~、そうきたか」「やられたな」と
一歩離れて見ることができるようになると、相手の攻撃を無力化して、反射的ではなく、客観的に受け入れることが出来るようになります。
◆ 怒りのコントロールはトレーニング
何とか6秒間をしのげば、怒りの感情は収まっていきます。
しかし、コントロールできるようになるのは、そう簡単にはできません。
相手の急な攻撃に、巻き込まれず落ち着いて対応できるようになるには、時間がかかります。
怒りの感情のコントロールはトレーニングです。
普段からの意識付けや訓練が大切で、何度も反復して訓練することで、次第に身に付いていきます。
むやみに爆発すると 後始末が大変になるので、爆発前にコントロールできる方法を
ぜひ身につけたいものです!
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