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新米ベトナム駐妻|31日まで仕事&2日から仕事のベトナムで
新年あけましておめでとうございます。
ベトナムは年末年始を単なる1日の祝日ぐらいにしか思っていない、という話は聞いていたが、本当に普段と変わりなさ過ぎて驚いた。
冬休みになったら、瀬戸内海の島にある母の実家に帰省し、年末誕生日の人(私)がいるのでケーキを食べ、年越しそばを食べ、紅白を横目に百人一首と大富豪と神経衰弱をし、こたつで年越ししたら、夜中にぞろぞろ神社に行って、朝起きたらお雑煮を食べ、昼は家で作ったおせち、夕方はおばちゃん一同がどこかで(たぶん近所で)作ってきた餡入りの餅を食べ、夜は親戚一同ですき焼き、という日本の昔ながらの正月を凝縮したような家庭で育った私は、正月が好きである。
ベトナムの正月が物足りない。
夫は31日まで仕事、1月1日は正月休み、2日は代休で休み、3日から出勤であった。1日、2日と休みではあったが、普段休みの日とかぶっていたので、全く正月感がない。悲しい。
とはいえ、新年は新年のようで、31日の夜10時くらい、家の前で突然花火があげられた。
地面において吹き出す式の打ち上げ花火。
大々的に封鎖するわけでもなく、突如おじさんが花火あげるでーと、たぶん言いながら、打ちあげていた。
何発も上がっていたので、近くのレストランの店員さんが飛び出てきて動画を撮ったりしているのを見ると、やっと正月を感じた。
あとは、正月感が好きな私のために、夫がお節を注文してくれた。
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居酒屋の匠、〇吟レストランの「お節料理御膳」である。手作り弁当ひなた屋のLINEから注文できたらしい。
お肉類が硬かったので、少しあっためてみたら、おいしくて満足。
夫はというと、もう頼まない!と言っていた。それはお肉が硬かったかららしい。彼はあっためる前にお肉を食べてしまったのだ。
夜は残りものでおそばを作ってくれた。最高。
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実家、義実家に、家族が集まっていたようなので、それぞれLINE電話をつなぐ。
初めは緊張して、じっとみていた娘だけれど、どんどん慣れてきたのか、10分ほどしたら画面のおばあちゃんにクレヨンを渡そうとしていた。
画面の向こうに人がいることが当たり前の時代で、赤ちゃんもそれがわかるのだなと思うと不思議である。赤ちゃんの順応の高さに驚く。
1日は家でだらだらしてすごし、2日はコーザイのBIG Cでお買い物。
びっくりするほど人がいなかった。
駄菓子の量り売りをしていたので、たくさん買いたいよ!とテンションがあがる私と、面倒だから同じ種類のお菓子にしてよ!という夫でなんだか親子みたいである。娘は爆睡。
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お昼をスーパーのフードコートで食べて帰宅。
そんなこんなで、幼稚園の冬休みももうすぐ終わり。仕事が始まり、正月ももう終わり。
だが今年は、テトがある。旧正月が盛り上がるというのは、楽しみだ。同僚は、みんな実家に帰省するよと言っていた。まぁ私たちも、日本に帰るのだが。
街中のガラスにいる、赤い目の大きな蛇のキャラクターが目に付く。
テトって蛇がシンボルなんだねと夫に話すと、今年は蛇年なんじゃない?と言われた。干支か。と納得。
そういえば、ベトナムの干支って猫がいるらしい。日本の話では、猫はねずみに意地悪をされて違う日に神様のところへ行ったから、干支に入れなかったという話ではなかっただろうか。
ベトナムでは猫はねずみと仲良しなのかしら。
さて、2025年。
今年は、オーブンを手に入れ浮かれているため、パンを焼く一年にすることにした。
パン教室の先生をしている姉にテレビ電話しよう。パンなんか作らなくても、年末じゃなくても週に1回ぐらいは電話してるが。
その前にしゃもじをゴムベラ代わりにしているのをやめて、ゴムベラを買いたい。
みなさま、本年もよろしくお願いします。