見出し画像

【「水問題」に関する書籍】その1

『体をつくる水、壊す水 ~10年後に差がつく「水飲み"腸"健康法」30の秘訣~ 』(ワニブックスPLUS新書)は、著者の藤田紘一郎先生が、45年にわたって世界中の水を調査した結果をもとに、水と腸と健康との関係をわかりやすく解説した本です。

この本では、水の種類や成分によって、体に与える影響が大きく異なることを示し、病気の予防や改善、アンチエイジングや美肌などに効果的な水の選び方や飲み方を30の秘訣として紹介しています。

例えば、カルシウムとマグネシウムが豊富な天然水は、腸を元気にし病気にしにくい体をつくるだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞、アルツハイマーなどの予防にも役立ちます。また、北霧島山系のシリカ水は、骨粗しょう症や美肌、ハゲ予防にも効果があるという驚きの事実も紹介されています。

一方で、水道水や純水は、「体を壊す水」として警告されています¹²。水道水は塩素やフッ素などの添加物が腸内細菌を減らし、免疫力を低下させるという研究結果が示されています。純水はミネラルが一切含まれていないため、体内のミネラルバランスを崩し、心身に不調をきたす可能性があるということです

この本は、水の重要性や正しい知識を伝えるだけでなく、具体的な実践方法も提案してくれるため、読者にとって非常に参考になると思います。水は私たちの生命の源であり、毎日飲むものですから、その選択が10年後の健康に大きな差をつけるということを意識することが大切だと感じました。この本は、水飲み"腸"健康法を始めたい人や、自分の飲んでいる水に不安がある人におすすめしたい一冊です。


いいなと思ったら応援しよう!