前回のブックレビューをしてからというもの、いったん新しい本を読むのをお休みして、そんでこれまでの本をもう一回ざざーーーっと読んでみていた。それこそ、『息子のトリセツ』やら『雑談の一流、二流、三流』やら、『嫌われる勇気』やら、『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』やら。複数回読んで、レビューまでしているものを再度読んだのはまたいい期間だった。
そして今回、先述した『「ついていきたい」と~』の著者岩田松雄さんが勧めていた『徳』を積む中で読むことを進めていた本書『活眼活学』に手を出した。この本、帯の裏のコメントが凄かった。どうやらこの著者の安岡正篤(やすおかまさひろ)さんは、『三国志』『菜根譚(さいこんたん)』『老子』『荘子』『論語』『孟子』『ファウスト』『史記』『中庸』『友情論』『徒然草』『碧巌録(へきがんろく)』『正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)』『易経(えききょう)』を研究している方だそうで、そこから人が生きるべき道を紹介してくれているのがこの本とのこと。そして読んだ感想としては、、、
知が深すぎる!!笑
読んでいて、自分の知の浅はかさというか、わかりやすく伝えてくれているのに嚙み砕けていない感がめちゃくちゃあって、何度も今後読んでいかなきゃなと思った。それだけ、書いてあることの幅や深みがあらゆる叡智を結集している感があった。安岡さんは1898年生まれとのことで1983年に逝去なさっている。お会いしてみたかったなぁ。レビュー・・というか気になったところ、ざっと書きます。
深すぎて尊すぎて結局全然自分の中に消化しきれなかったこの本。
ただ日用心法にまとめて書かれていた、人としてどう生きるべきかはまた時間をおいて読み直したいな。その時の状況や心の状態によって、いろんな響き方になりそう。
さて、ちょっと難しい哲学の本を読んだから、次はまたビジネス本を探そうかな。