エリトリアで借金を! 日本大使館もないアフリカの小国で財布が空っぽになってからの脱出劇 前編
僕は二十代の頃は旅ばかりしていたのですが、50カ国近くを訪れた経験の中で一番のピンチの話をここにはまとめています。
話はケニア・ナイロビから始まります。1995年当時のバックパッカーというのはネット以前の世の中で、ケータイなんかももちろん持っている人はいない世界です。
ナイロビで遊び呆けてふと気づいた時には所持金が劇少!
いやいやシティ・バンクのキャッシュカードで引き落とせるでしょ〜ATM行ってこよ〜なんてのはほんとに甘い考えだったとその半日後に思い知ることになります。