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第一次鬼木フロンターレを読み解く

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「鬼木フロンターレとは何だったのか」から、第一次鬼木フロンターレとなる2017年から19年までの3シーズンをまとめたものです。初のリーグ優勝、初のリーグ連覇、そして初のルヴァンカ…
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記事一覧

鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.26〜第一次政権終了。勝利をデザインする作業…

 迎えた2019年の最終節。札幌ドームでの北海道コンサドーレ札幌戦。2対1で勝利し、全日程が札…

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いしかわごう
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.25〜ルヴァンカップ初制覇。クラブに備わり始…

10月末、ルヴァンカップ初制覇を達成しました。 過去に苦杯を舐めたカップをついに掲げます。…

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いしかわごう
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.24〜リーグ連覇中の王者が連敗で突きつけられ…

 2019年を振り返る上で、ターニングポイントになった時期は8月と9月だったと思っています。 …

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いしかわごう
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.23〜夏場の停滞で遠のいたリーグ3連覇。3年…

 首位・FC東京に完勝し、続く大分トリニータ戦も勝利。夏場から巻き返し始めた川崎フロンター…

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いしかわごう
1か月前
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.22〜最適解の見つからない右SB問題。「自分た…

2019年の夏場に差し掛かる頃、チームには再び右サイドバック問題が浮き彫りになっていました。…

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いしかわごう
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.21〜早々に幕を閉じたアジア制覇の挑戦。そし…

5月、ACLのグループステージ敗退が決まりました。ACLを含めた4冠を掲げていたシーズンだった…

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いしかわごう
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.20〜新星・田中碧の躍動。2トップを軸にした〔4-4-2〕システムを模索した序盤のジレンマ。

 ACLとリーグ戦を並行する序盤、鬼木監督はメンバーを入れ替えながらチームを編成していきます。この時期の変更点は、おもに前線のユニットの構成でした。  ACLでベンチだったレアンドロ・ダミアンと知念慶の2トップにして、連戦が続いていた小林悠と中村憲剛を温存。左サイドハーフも、長谷川竜也ではなく登里享平を起用しています。  攻撃面で言えば、この横浜F・マリノス戦ではダミアンと知念慶、続くACLのシドニーFC戦ではダミアンと小林悠と、ダミアンを軸にしたツートップにした4-4-

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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.19〜徹底された包囲網と乗り越えるべき難題。…

リーグ連覇した鬼木フロンターレ、3年目の挑戦。 ゼロックスを制して始まった開幕時、対戦相…

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いしかわごう
1か月前
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.18〜リーグ3連覇とACL制覇に向けた始動。そし…

 今回から2019年シーズンの振り返りになりますが、その前提として、残り2試合を残してリーグ…

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いしかわごう
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.17〜静かに、噛み締めるように味わったリーグ…

2位のサンフレッチェ広島が失速し始めたことで、いよいよリーグ連覇のカウントダウンが始まり…

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いしかわごう
1か月前
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.16〜34本のパスをつないで決めた年間ベストゴ…

リーグ連覇を達成した2018年の振り返りもいよいよ終盤です。 首位浮上後、最初の正念場となっ…

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いしかわごう
2か月前
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.15〜連覇という重圧との向き合い方。力強くは…

 2018年シーズンの振り返りもいよいよ大詰めです。 首位・サンフレッチェ広島との直接対決を…

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いしかわごう
2か月前
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.14〜不思議なメカニズムだった右サイドコンビ…

今回は2018年シーズン後半に起こした巻き返し劇を見ていきます。 中断明けからチームは高いレ…

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いしかわごう
2か月前
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鬼木フロンターレとは何だったのか:Vol.13〜シーズン後半の巻き返しで証明された中断期間の取り組み。

 今回は2018年のロシアワールドカップ中断期間中の話です。  まずチームには小さくない変化がありました。大久保嘉人がジュビロ磐田に、エドゥアルド・ネットが名古屋グランパスへの移籍です。攻守両面で存在感のある選手二人の退団は小さくない影響があることは想定できました。  そしてこの時期、チームは毎年恒例の函館キャンプを行っています。まとまった時間が取れる時期に、鬼木監督はシーズン後半に向けて何をどう取り組んだのか。連覇を達成するにあたって立て直しをはかった期間だと思うので、

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