何事もないことが幸せなのだろうか
「何事もないことが幸せです」
と、おっしゃるのです。
そうおっしゃるときの、
その人の「幸せ」って、
どんなイメージなんだろうって思いました。
もしかすると、
「これでよしとしよう」
という落としどころのような思いを、
「そう」自分自身に言い聞かせているのかもしれません。
「足るを知る」というような内容の言葉があります。
昔、その言葉の意味を私に話してくださった方がおられました。
そういう生き方が「幸せ」なんですよ
という訳です。
その人の信条の一つなんだろうなぁと味わいました。
ただ、
たとえ「欲」が少なくても、
その「欲」が満たされないと、
やはり
「幸福度が落ちる」ことになるのではないかなぁと思ったのです。
だって
少なくっても
「我欲」ですから。
そもそも、
世の中で生きているのですから、
朝から晩まで「何事もない」なんてことは
無いのではないでしょうか。
「いろいろなことがあるから楽しい」
が、本当ではないかなぁと思うのです。
「えー! なんでー! いやですー!」
ではなく、
「はい! 喜んで! ありがとうございます!」
という生き方が、
幸せな生き方だと
私は信じているのです。
人生は芸術である、楽しかるべきである。
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