「その人にとっての問題」の解決法とは
私はカウンセラーでもあるので、
多くの人のさまざまな問題(悩みなど)をお聞きしてきました。
私の40年以上の経験則で思うことは、
その人が積み重ねてこられた生き方が、
「今」ということ。
なので、
その人にとっては「普通」なのです。
「普通」が普通なら、
問題は「無い」のではないかと思う訳ですよ。
でも、「ある」訳です。
ご本人からすれば
「なんでだろう」ということになります。
私としては、そんな場面を幾度となく見てきて、
その人の生き方って、その人の「信仰生活」なんだなぁって。
「こういう生き方が幸せ」ということを信じ仰いで行っている生活。
略称、「信仰生活」ですね。
幸せになるために生きているのですから。
そう思いませんか?
まぁ、
あくまで私の個人的な解釈ではあるのですけど、
信仰という言葉の内容は、「幸せの法則」を「信じ仰ぐ」ことです。
ですから、世界中みんな「信仰者」という訳です。
あくまで私の個人的な解釈ですよ。
カウンセラーとして関わっていると、
「人って変わらないもんだなぁ」と思うし、
「変えられない」とも思うのですよ。
だって、自覚が無いのですからね。
で、
問題(悩み)から抜け出せない訳です。
今までの蓄積は大したもので、
結構、かたくなですから。
世間一般で言う「方法」はさまざまありますよね。
これだけすべてにわたって進歩発展しているのですから。
ありがたいことです。
でも、
かたくなな方に、優しく諭すように「方法」をお伝えしたり並べてみても、
「分かっている」とか
「している」とか
「できません」となる訳です。
問題が大きければ大きいほど「その傾向」があるかなぁ。
悩ましいことです。
極端かもしれませけど、例えば
「夫婦はしんから仲良くしましょう」と教えていただいたら、
「はい! 努力いたします!」と、
「素直に受け止める」ことが「スタート」だと思うのですよ。
そして、
目の前の厳しい現実のたびに、
自分の「姿」を振り返っては、
何回も「道(こころと行い)」を教えていただき、
素直に愚直に歩んでいく生き方。
その繰り返しの誠意が、
自分の生き方を「塗りかえていく」ことになる訳です。
この努力を通過しないと、
問題(悩み)の「客観的な自覚」につながることはありません。
「普通」の塗りかえなので、本当に大変ですけど、
幸せへの努力なので、努力しがいがあるというものですよね。
そんな導きをカウンセラーとして丁寧にやってきて、
あらためて、
謙虚さと前向きな受け止め方が、
その人の人間力を発揮させるスイッチだなぁと思うのですよ。
スイッチが入れば、
覚悟ができて、
「自分なりの思い」にとらわれないようになっていくので
「問題」は、どんどん解決していきます。
やはり、
「道(こころや行い)」は、教えられるものではなく、
「神から授かるもの」ですね、ほんと。
「道」が授からない「壁」は、
「頑なさ」です。
問題解決の方法を知っても、
残念ながら、
スイッチが入らない訳です。
あぁ、謙虚さと素直さが一番だぁ。
人生は芸術である、楽しかるべきである。
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