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韓国ドラマ「涙の女王」

主演:キム・スヒョン、キム・ジウォン、パク・ソンフン
2024年 全16話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★☆☆
(写真=Netflixより)

2024年度大ヒット韓国ドラマ!
ということで、やはり観ておかなければと思い、やっと視聴。『愛の不時着』を超えた!なんていうけど、そんなに面白いのかな?

離婚危機にあるカップルの再生ストーリー

ソウル大法学部出身のヒョヌ(キム・スヒョン演)は、大学卒業後、クイーンズ百貨店に新入社員として入社するが、そこでインターン生としてやってきたヘイン(キム・ジウォン演)と出会う。態度が大きく叱られてばかりいるヘインの面倒を見ているうちに2人は恋に落ちる。ヘインがクイーンズグループの令嬢であることを知ったヒョヌは一旦身を引くが、ヘインのアプローチで大恋愛を貫き2人は結婚をする。その後は妻の実家で暮らし、妻が上司という環境で生活を送っていたが、家庭でも義理家族からパワハラに遭う環境にストレスを溜め、夫婦関係も上手くいかなくなり離婚を決意する。しかし、離婚を切り出そうとしたある日、ヘインから治療の余地がない脳腫瘍を患い余命3ヶ月である事を打ち明けられる。

Wikipediaより


なんかぜーんぶ先が読めちゃうストーリー

結構期待して観始めた本作、最初の数話は面白かったが、途中から、「あー、はいはい、ここ、これからこいつがこーするよね」「あー、こいつはあれ、やらかすよね」と全て展開が見えてしまう。

財閥系ドラマの全ての要素がてんこ盛りになっているので、クィーンズグループ側の動きや、パク・ソンフン演じるウンソンの動きも大体読めてしまった。

ヘインの脳腫瘍も、頭という場所の割には、髪の毛長いままだし、なんか現実味がない。
手術の後も、まあ『秋のコンチェルト』的な展開だし、別に目新しい部分はなかった。

ただ、最初から最後まで飽きずに見ることはできる。展開が予想できても、やはりどうしても見入ってしまうし、またキャストも皆ベテラン達だから見応えはある。

それに、韓国ドラマを代表する作品へのオマージュ、およびカメオ出演も豪華!
『愛の不時着』と『ヴィンチェンツォ』はすぐわかったが、今調べたら、なるほどー、もっといろいろあったんだな。あー、これ誰だっけ?と思ったキャストも、今調べたら、『財閥家の末息子』で見たんだった。
なかなかネタが盛り沢山で、韓流ファンにはそういった点はとても楽しめたのではないかと思う。

ただ、個人的にはキム・スヒョンにハマれなかったのが致命的。夫役が好みの俳優だったら、もっとキュンキュンできたのかもしれない。俳優としてはパク・ソンフンの方が好きだな🥰(悪者がいつも好き🥰)

ドイツがロマンチックに見える!

というわけで、ストーリーはそんなに面白いと思わなかったんだけど、唯一評価したいのはドイツのロケ地!
ポツダムのサンスーシ宮殿は行ったことがあるので、すぐわかったが、じゃあホテルとか街中の部分はベルリン?いや、でも違う。南京錠の橋なんてなかったような。
都会的なビルからフランクフルトに見えたが、いやぁ、あそこってこんなロマンチックな街だったっけ?でも最後に行ったのは大昔だし。。。

検索したら、じょさのんさんが全て説明してくださっていました!

あー、やっぱりフランクフルトだったのか。でもベルリンもハイデルベルクも映っていて、書いていらっしゃるように本当にヒョヌとヘインの瞬間移動力がハンパない!どこでもドアがあったのか。
いやぁ、うまく全てが繋がっていたし、とにかくドイツがとてもロマンチックに映っていたのはよかった。
自分が手術するのは嫌だが、なんかあんなみんな親切そうな病院だったら、入院するのも悪くないかもしれない(嘘嘘〜💦)。

というわけで、私的には全然大ヒットドラマじゃなかったけれど、韓国ドラマを見たいけど、何がいいかな?と迷う方には見やすい作品かもしれない。あ、典型的な16話構成で長いけど。

OSTは結構どれも良かったけれど、MVではこのドイツのシーンをメインに作られているこちらをリンク🎶