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日本ドラマ「僕の姉ちゃん」

主演:黒木華、杉野遥亮
2021年 全10話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★☆☆☆
(写真=テレビ東京公式サイトより)
(2021年10月18日加筆)

勝手に杉野遥亮くんまつり!

秋ドラマで大好きな(←何人いるんだ?)杉野遥亮くんの作品があることを知り、ちょっと色々みてたら、本作が出ていたので、こちらをまず視聴。漫画原作だそうで、もちろん未読だが、メインキャストの二人が大好きなので、これは観るしかない。
あらすじはテレビ東京の公式サイトより:

ユーモラスで辛辣な姉・白井ちはる(黒木華)と、姉に翻弄されるが素直に話を聞いてくれる弟・白井順平(杉野遥亮)は、両親不在のつかの間、二人暮らしをしている。
仕事を終え帰宅した部屋で、お酒を飲み、それぞれ好きなものを食べながら、恋・仕事・趣味・人生にまつわる会話を繰り広げる。姉弟だからこそのぶっちゃけトークで炸裂する“姉ちゃんの本音“は、一見ひねくれていて意地悪なように聞こえるが、実はしごく真っ当で、順平は妙に納得してしまう。

ほっこり系だけど、ちょっとスロー

舞台は自宅がメインで、合間合間にちはると順平の仕事場の様子も描かれる。特に順平は社会人1年目の新人サラリーマンで、職場の上司、同僚とかとの人間関係、会話から色々と一人で喜んだり、悶々悩んだりする姿が可愛い。
そんな姿を見て、ちはるは時には謎めいた、結構辛辣に聞こえて、実は思いやりのあるアドバイスや意見を与えていく。

夕食はそれぞれ自分たちで準備するので、テイクアウトのピザだったり、インスタントラーメンだったり、コンビニ弁当だったり、食事にもなんとなく二人の性格が表れたりしていておもしろい。

ちはるは流石にOLなので、飲み会に行ったり、同僚と食事をしたり、ちょっとデートも。
順平は真面目に毎日普通に帰宅し、食後は本とかを読んでいたりする。
なんでもない日常の描写、時々一つのオブジェがフォーカスされて、おそらく原作漫画の一コマだと思われるが、まあ可愛らしい。
でも全体的にちょっとスローかな(笑)。

こういう、ほぼ会話で成り立っている、まったり系のタイプの作品が好きな人にはいいと思うが、これといった事件も起こるわけではないので、私のように物足りなく感じる人もいるだろう。ただ、現在視聴中の他のドラマの展開が激しいので、合間にこういうのも悪くない。テレビやコンピューターの前に座って「さあ、観るぞ!」と気合を入れる必要もなく、ながら見でちょうどいい感じ。
主演二人のファンなら、観る価値はあり。

(2021年10月18日加筆)
この記事を書いた後、他のnoterさんたちの記事を読ませていただいたが、非常に若い方には評価が高いと認識。私のような上の世代にはそうでもないのかもしれないが、若い方には男性も女性も、主人公二人の会話がとても心に響くものだと多くの方の記事から感じた。
なので、来年地上波でも放送されるようだし、私のオススメ度はあまり気にしないでいただきたい。

こちらがハンバートハンバートという夫婦デュオの歌う主題歌「恋の顛末」♪ドラマの雰囲気にすごく合っていた。


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