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いつから? 巻物⇒冊子本|こどものにほんご(28)

大河ドラマ「光る君へ」の中で、まひろが書いた「源氏物語」を
中宮彰子と女房たちが帝のために冊子にまとめる場面がありました。

国宝展や五島美術館で見た「源氏物語絵巻」は、巻物でした。
物語創作の後に制作された絵巻より前に、冊子になっていたのか
と思ったのですがは巻物の方が表現しやすかった為かも知れません。
よく分からないので調べてみました。


東洋大河地 修名誉教授HPに、巻きもの冊子本についての
興味深いお話が書かれていました。

ー源氏物語講話ー  第三回
「巻」の独自性と「巻物仕立て」ー「巻子本」から「帖」「冊子本」へ
「ゲンジ ゴジュウヨマキ」

河地 修ホームページ

  ・源氏物語が書かれていた1008年頃には、「冊子本」が出現していた
  ・枕草子は、当時珍しかった「冊子本」の形で献上された
  ・「巻物」と「冊子本」を書くに当っての自由度の違い

専門家の言葉でもっと深くいろいろなことを教えて下さっているのですが
リンクフリーかどうか分からないので、私に理解できていると思う範囲で
抜粋引用させていただきました。



登場する2人の子ども忍者は、いとこ同士なので
「じじうえからだ!」が ”From our grandpa” になっています。

P81

紫衣の子は、ずっとTOKYO在住ですが両親が忍者家系なので
忍者文化にも通じていて
黒衣の子は、父が忍者家系で母が文楽人形の精霊なので
いろいろなことが曖昧です。

……私の設定もいろいろな点で曖昧です😅


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