単位(1) 学習言語を意識する｜こどものにほんご
今回はとくに
日本語教育が必要な児童生徒だけでなく
すべての子どもたちに確認して欲しいことです。
確実に取れる点を取りこぼさない
確実に取れる点を取りこぼさないために
国語なら
・設問に合わせた文末表現になっていること
・「抜き出して書きなさい」と条件があったら
漢字も平仮名も片仮名も句読点も
一言一句すべて同じにして抜き出すこと
・古文「現代語訳で書きなさい」「口語訳で書きなさい」
他教科でも、テストで「漢字で」という条件がなく
・自信がないときは平仮名で書けば良いこと
算数「直線に囲まれた」という定義がある図形は
・定規を使って描かなければならないこと
ちょっとしたことですが、
確実に点を積み重ねて自信をつけていってほしいので
伝えておく必要があると考えています。
目標
・身近な日本の硬貨のサイズを知る
・半径、直径を知る
・1cm、10mm 読み方を知る
・Ａ４紙の長い辺は約27cmと知る
・1cmやA4のサイズを基準に身近なものをはかる
算数の最終的な目標も、実生活で役立てることなので
身近なものがどのくらいの長さなのかを知り
見当をつけることが大切と思い
上のようなプリントの端に目盛りをつけてみました。
目標
・対角線を知る
・新聞紙を広げた対角線の長さが約1ｍと知る
・1ｍ、100cm 読み方を知る
・97.93cm 読み方を知る
学習言語を意識するような日本語学習のシステムの必要性を
感じています。