玄米甘酒
仕事から帰ると、ヨーグルトメーカーが届いた。
休日を使ってのんびり作ろうかと思ったが、レシピを見ているうちに玄米ご飯が炊き上がり、作りたい意欲がむくむくと湧いてきた。
玄米ご飯……200g
乾燥玄米麹…140g
熱湯…………160g
水……………100g
玄米ご飯に熱湯を入れてかき混ぜ、水を入れて温度を下げる。最後に玄米麹を入れて混ぜ、ヨーグルトメーカーにセット。60℃で9時間置く。
翌朝起床する頃には、しっかりと甘みがある玄米甘酒が出来上がっていた。
そのままでも良いが、ぶつぶつした感触が気になるのでブレンダーで撹拌して滑らかさを出した。
持ちが良くなるので火入れをし、容器に入れて粗熱を取って冷蔵庫へ。
古くは日本書紀にも起源とされる『甘甜酒』の記述があり、江戸時代には夏に消耗した体の栄養補給として飲まれていた甘酒。ブドウ糖、アミノ酸、ビタミンB軍が豊富に含まれ、飲む点滴と呼ばれている。
低血糖時の頭痛改善にもなるし、何より玄米食が続いている日々の気分転換にうってつけだ。自分で作ったという喜びも相まって、至福の味である。
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