インサイドセールスとテレアポは同じなのか?別物なのか?
こんにちは!樋口(@kentaro_isales)です。
アイセールス株式会社でインサイドセールスをしています。
インサイドセールスとしてのキャリアをスタートして1年が経ち、2年目に突入しました。
今では普通になりつつある「インサイドセールス 」という職種ですが、私自身、インサイドセールスという職種のことを知ったのが2019年の11月ごろでした。
当時、毎日200件以上のテレアポ営業を行っていた私はインサイドセールス について調べてみて「ん、これテレアポと同じじゃない?」と思いました。
今、転職活動をしていて求人を見ている人の中にはインサイドセールス という求人を見て、私と同じような疑問を持っている人は決して少なくないと思います。
ということで、当記事では「テレアポとインサイドセールスの違い」についてまとめていこうと思います。
そもそもインサイドセールスとは?
上記画像にもある通り、インサイドセールスを一言でいうと、非対面で行う営業活動です。
顧客先に訪問は行わず、電話やメール、Zoomなどのオンライン会議システムを活用して行う営業活動のことをインサイドセールスといいます。
インサイドセールスの発祥はアメリカと言われ、国土の広いアメリカでは物理的に全ての顧客に訪問することが難しいため、非対面・内勤型のインサイドセールスが今では主流の営業手法となっています。
日本でもコロナウイルスの影響で従来の訪問による営業活動が難しくなり、インサイドセールスの需要は日に日に増してきています。
テレアポとインサイドセールスの違い
インサイドセールスとは?についてまとめてみましたが、やはりインサイドセールスとテレアポの違いはあまりピンときませんね。
しかし、テレアポとインサイドセールスは全くの別物です。
テレアポとインサイドセールスの違いは「数を追うのか、質を追うのか」で理解するとイメージしやすいのではないかと思います。
上記画像のように、テレアポはリストを片っ端からアプローチをして、大量のアポを作ることが目的なのに対し、インサイドセールスは顧客との関係構築を行うために顧客に合わせた適切な手段を活用してコミュニケーションを取っていきます。
「顧客との関係構築を行い、適切な商談設定を行う」ことこそがインサイドセールスの目的です。
ですので、関係構築を行いたいにも関わらず、顧客が全く興味を持っていないのに、検討すらしていないのに、「うちの商品どうですかー!」と自信満々に電話をしてこられても顧客は困ります。
興味もない、全く検討もしていない顧客と設定した商談も全く適切な商談ではありません。
ですので、営業パーソン自らが「是非1度ご挨拶を!」と強気にプッシュをするのがテレアポ、顧客から「話を1度聞いてみたいな」と言われ商談設定するのがインサイドセールスともいうことができます。
「心構え」がテレアポとインサイドセールスの最大の違い
上記に記載したことは本や様々な記事にも記載されているテレアポとインサイドセールスの違いですが。
実際にインサイドセールスをしていて感じるテレアポとの違いは「心構え」です。
誰のために営業活動を行なっているのかが大きな違いだと思います。
私がテレアポをしていたときはとにかく自分のために毎日200件以上のテレアポを行なっていました。
アポを作って、受注して、目標達成して、歩合を稼ぐ!これがテレアポをする上での1番のモチベーションでした。
とにかく自分のためです。
しかし、インサイドセールスとして従事している今は自分のことは後回しで、顧客のために営業活動を行います(もちろん、インサイドセールスも営業ですので自分の成績は大切です)
MAを活用し、顧客web上での行動履歴見て、顧客が抱えている課題や現状を想定した上で連絡をしていきます。
社内で開催するウェビナーや作成したお役立ち資料があれば個別に案内も行います。
ときにはFacebookの投稿を見ていいねを押したりコメントをしたり。
とにかく自分のためではなく、顧客のために行動を起こしていきます。
顧客に自分が伝えたいことを自分のために伝えるのがテレアポに対して、顧客が知りたいこと・分からないこと・まだ気付いていないことを顧客が欲しているタイミングで届けてあげるのがインサイドセールスなのかなと思います。
これが最大のテレアポとインサイドセールスの違いであり、インサイドセールスの本質的なところではないかと思います。
以上、インサイドセールスとテレアポの違いについてまとめてみました。
この記事が何か参考になれば幸いです!
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