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2023年3月に都立高校卒業後、2023年9月-2024年6月までUPC(UCLのファウンデーションコース)に在籍。2024年9月- UCLの学士課程に在籍中。

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  • 毎日

    ロンドンの生活、日記等

  • 旅行記です。

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最近の記事

なくなったカツサラダ

ロンドンにはWasabiという中途半端な日本食を売る飲食チェーン店がある。サーモンのお寿司とか、焼きそばとか、カレーとかを売っている。値段は高いけれども、まあまあな味のご飯を食べることができるので、気が向いたときに訪れている。9月に渡英してから一度も行っていなかったなと思い、日曜日の昼下がりにちょいと足を運んでみた。 6月までロンドンのwasabiにはカツサラダという、とんかつと野菜サラダの詰め合わせが日本円で1500円くらいで売られていた。私の好物はそのカツサラダだった。

    • 【旅】香川

      渡英前に香川県に行った。二泊三日で。旅行の前日までどこに行くのかさえ決めていなくて、行き当たりばったりな旅だったけれども、楽しかったからここに記しておこうと思う。 香川県に行こうと思った理由に深い意味はない。瀬戸内海を見たかった、四国地方に上陸してみたかった、飛行機で行きやすいところが良かった。この3点を鑑みると、香川県が旅行先として最適なのではと考えたのである。 四国を旅するとは、車で移動すると同義であると唱えたのは誰だっただろうか。私である。私は運転免許は持っているが

      • ロンドンに戻ってきた

        ロンドンに戻ってきた。スーツケース2個とリュックサックを背負ってえっちらおっちら帰ってきた。 去年日本からロンドンに行ったときの飛行機は直行便だった。だけれども、今回の渡英はフィンエアーでヘルシンキ乗り継ぎだった。国際線の乗り継ぎをした経験がない私は何もわからなくて、保安検査とか、出国手続きとかの各々のゲートでタッチするQRコードは1便目も2便目も両方やるのか、片方だけでいいのかすらわからなかった。結局、ヘルシンキ経由でドイツに行くお兄さんに教えてもらった。お兄さんは音楽を

        • 日々の断片

          8月にビザの申請に通って、ビザセンターからパスポートが返却された。パスポートにはビザ申請に通過しましたよみたいな証明書が貼ってある。昨年も同じような証明書を貼ってもらっていて、見てみたら着ている服が同じだった。でも、今年の証明書に載っている顔写真の方がきりっと、しっかりとした顔だちをしていた。何個もあるパスポートの顔写真、ビザの顔写真を年齢別に並べて思う。私はこんなに大きくなりました。 インターンの服装がオフィスカジュアルなので、別にハイヒールじゃなくてもいいかと思い、パン

        なくなったカツサラダ

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        記事

          買ったもの

          日本に帰ってきてから散財が止まらない。豪快にお金を使っている。買い物はストレス発散になるというが、本当にその通りだと思う。量を買えばいいというわけではなくて、なんかいいことがあったとき、物事が無事進んだときに自分への報酬として、自腹を切って自分の機嫌を取っている。以下、私が買ったものの一部。 スーツ。就活用。なんの感情もなく、店員が言うものを言う通りに買った。スーパーイエスマンになってきた。ズボンの裾はヒールの高さに合わせて切るのですね。初耳でした。 黒のスラックスとパン

          買ったもの

          日々の断片

          暑い。毎日暑い。エアコンという科学の力を借りないと生活できない人間は、多分、生物としてはもう終末期だと思う。家の玄関から一歩出て「暑い。」と唸りながら毎日バイトやら、インターンやら、なんやらでよせばいいのに真っ昼間に太陽の下を歩いている。そのせいで、首の後ろが焼けてるよと友達に言われた。あらまぁと思って、日傘をさし、日焼け止めを入念に塗るようになった。私の日傘と日焼け止めに万歳三唱。 ビザの申請通過した!英国の学生ビザ申請の通過率は大体95%だけれども、裏を返せば約5%は落

          日々の断片

          町田そのこ・ぎょらん

          死んだ人の想いを知りたいか。死人に口なしというが、死人が最後に思ったこと、願ったことを知りたいか。死んだ友人が、同僚が、父親の愛人が、母親が、自分のことをどう思っていたかを知りたいか。知りたいのだろう。残された者は大概不安で、悲しみの中、故人を荼毘に付すのだから。 本のあらすじを読んだとき、死んだ人の思いに関する話だと知り、辻村深月のツナグと同じ部類だなと感じた。ツナグでは使者が遺族と死人を繋げ、両者の対話の中で死者が遺族に自分の想いを伝えていくのに対して、ぎょらんは遺族が

          町田そのこ・ぎょらん

          2024年7月22日

          なんか楽しかった一日だったから。 7月22日は楽しい一日だった。この夏、私の予定帳には週3でインターンが入っていて、週3でバイトが入っている。つまり、一週間の中で休みが一日しかない。別に私が希望してそうしているからいいんだけど。一週間の中で唯一の休みを有意義なことに使おうと毎週考えているけれども、そう物事はうまく進まない。基本だらけているうちに一日が終わっている。先週の休みだって、本当は眼医者に行ってコンタクトレンズの調整をする予定で目覚めたのに、向かった先はブックオフだっ

          2024年7月22日

          ロンドンに戻るとき

          絶対にやらないと決めているけれども、タバコを吸ってみたいなと思うときがある。そのときは一生来ないけれども。喘息持ちなので。 6/23に日本に帰国してから楽しい毎日を送っている。インターンに参加したり、初めてバイトの面接に受かってみたり。ファウンデーションコースの結果が出たから、友達を遊びに誘ってみたり。旅行の計画を立ててみたり。でも、輝く街を見て、美味しいご飯を食べて、ふと思うときがある。ああ、私はまたイギリスに戻らなくてはいけないのか、と。 イギリスはつらい。留学生活は

          ロンドンに戻るとき

          UPCH(UCLファウンデーションコース)を終えて 

          6月20日のテストをもって1年間のファウンデーションコースを修了した。7月19日に結果が出て、無事進学を希望していたBsc Politics and International Relationsに進学できることになった。1年を終えたときの所感を示しておきたいと思う。 できるようになったこと 日本の普通科の公立高校を卒業した私は、言い換えると英語の取り出し授業がある私立高校とか、国際系の高校を卒業したわけではない私は、英語でエッセイというものを書いたことがなかった。ファウ

          UPCH(UCLファウンデーションコース)を終えて 

          蓮見圭一・水曜の朝、午前三時

          2025年に大阪で万博が開かれるらしい。建設費とか、他国の参加状況とかを見ているとなんだかあんまり良い万博になる気はしないのだけれども、今から約50年前の1970年の大阪万博は盛況だったらしい。私も、私の両親も生まれてないからわからないけれども。 文中にも出てくるように、1970年の大阪万博は戦後という時代に終止符を打ったものであったのだろう。第二次世界大戦において、日本は敗戦国であるという歴史的事実は何億年経っても変わることのない不変の事実である。だけれども、大阪万博の開

          蓮見圭一・水曜の朝、午前三時

          上手くいかない荷物運び

          荷物会社とトラブってる。私は学生寮に住んでいるから、夏休みに日本に帰国している際は自分の荷物をどこかに預けなくてはならない。来年の身の振りが不確実であるが故、自分で部屋を借りている友達に荷物を預けることは避けたかった。そこで、荷物を預かってくれる倉庫会社と言うべきか荷物会社と言うべきか、そういった会社に夏の間荷物を預けようと考えたのである。ベスト荷物会社in UKと書いてあって、口コミもまあまあだったため、Aという会社に荷物を預けることにした。これがすべての始まりだった。

          上手くいかない荷物運び

          日々の断片

          日本に帰国したら読みたい本と行きたい場所と買いたいものがたまりにたまっている。amazonの欲しいものリストに追加してはぐへぐへと眺めている。 日が長くなってきた。太陽が昇っている時間は今、東京よりも長いと思う。調べていないからわからないけれども。体感。夜の9時を過ぎても明るさが残っている。したがって、冬眠から覚めた熊のように人間の動きも活発になっていて、寮の中庭で酒盛りをする人たちの酒盛り終了時間は午前2時を回るようになった。騒いで、酒を玄関口にばらまく習性がある人がいる

          日々の断片

          世界は私を中心に回ってない。

          世界は私を中心に動いていない。この世は私のためにない。そんなことは知っている。理解している。けれども、思い通りにならないときの苛立ちと無力感、不確実なことしかないときの底が見えない漠然とした不安は人を絶望に落とし込む理由になると思う。 端的に言おう。成績が欲しい。人は言う。「人生、成績だけがすべてではない」と。それは頑張っている人にあなたがやっていること以上に価値があるものがあるから、あなたがやっていることは無駄だと言っているようなものと同じである。私は成績が欲しい。学士課

          世界は私を中心に回ってない。

          国籍・日本(Japan)であること

          「もし私が日本人と結婚したら、子供は日本人になる?台湾が50年後も残っているかが分からないから、自分の子供の国籍は台湾以外にしたい。」と台湾人の子に訊かれてはっとした。50年後に自分の母国がなくなるかもしれないということを考えながら生きている同級生がいることが驚きだった。 日本の経済力は低下していくと思う。昔みたいにアメリカと張れる日はもう二度と来ないんじゃないかなと予感している。でも幸福度で考えると、私個人的には、日本は超絶生きやすい国である。就職の話をしていても、日本人

          国籍・日本(Japan)であること

          好きなところ

          目 目が好き。臓器提供の書類で心臓も肝臓もあげるけど、目だけはバツ印を付けている。天然の二重で、茶目で、まつげがしっかりと生えている目が好き。つらいこととかあっても、自分の目を見て、きれいな目だなと思った後に、「ほら、頑張りなさいよ、私。」というと、なんとか頑張れそうで好き。 笑い声が魔女みたいなところ 単純に識別しやすくて好き。文字おこしとかを使うと「いーっひひっひっひ、うーひhhhっひhっひhhh」みたいなバグが起きているくらいの引き笑いなんだけれども、何歳のビデオ

          好きなところ