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欠片


積もった欠片は
時と共に増え


僕の手に収まらず
溢れてしまうんだ


欠片を
君に あげようとすると


もどかしさで
上手く渡せなくて…

小さな
欠片を一つでも


それだけでも
渡せばよかったのにって


朝 目覚めて思うんだ

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