Eat experiences, Poo art (経験を食べ、アートを排泄する)by俺
みなさん明けましておめでとうございます。
2022年が始まりました。今年はどんな一年になるんでしょうかね。
ずっとバタバタしてて、随分長い事何も書いてなかったですが、年末年始でちょっとぼんやりできたので、久々に何か書いてみようと思います。
早速タイトル回収
年明け挨拶がてら友達と飲んでて、毎度の如く「創作活動」的なトピックで盛り上がりました。その際、ふと出て来たのがこのフレーズ『僕らは経験を食って、創作物を排泄する』。友人の一人の「若干行き詰まっている」との発言に対して、「それはきっと十分食べてないからだ」と。自分で言ってみてこれはなかなか面白いなと。
『バクテリアは糖を食べてアルコールを排泄する。結果それが芳醇なワインを作る』。どこで見聞きしたのか思い出せないですが(たぶん「もやしもん」か何かだと思う)そんなような話。う○こかよ!と思いつつ、でも実は結構核心だなあと思ったのです。好きなものを食べて食べて食べまくってお腹いっぱいになると、それ以上食べられなくなる瞬間がきます。そして消化作業に入り、それが終わるとトイレに行きたくなる訳です。何当たり前の事言ってるんでしょうかね。そこで排泄を我慢してると、お腹が痛くなって、他の何も手につかなくなります。で「出さなきゃもう死ぬ」みたいになってトイレに駆け込む訳です。
創作物を生み出すってのも、結局はそういう生理現象だよなあと。見たり聞いたり体験したり、嬉しい楽しい悲しい辛いを感じたり、そういう事全てが蓄積していって、自分の中で考えて整理して消化し終えた時に、創作表現でアウトプットせずにはいられなくなる。逆に創作意欲が湧かないというのは、単に食べ足りてないって事なのです。
惑星規模のメタ視点で見れば、僕らはみんなバクテリアみたいなもんです。芸術に限らず、あらゆる創作物はその排泄物みたいなもんです。何かを食べて、内部フィルター加工を経て、別の何かとして排泄される。ただ生理現象を繰り返して死んでいくバクテリアです。色とりどり、形もそれぞれのう○こ達、結果それがワインになるかただのう○こかは二次的問題。「食べて出す」それは生命の根本であり、言ってみればそれが人生のすべてなのです。
キャピタリズムの終焉と原点回帰(唐突)
2010年代、世間はずっと「成功ブーム」みたいな感じでした。ビジネス本が流行って、そういう系のインフルエンサーが持て囃され、みんなが「最短ルートで最高スコアをゲットする方法」を追い求めました。勝って、成功して、アッパーで特別な何かになる。承認欲求と自己肯定感とマウンティング。スマホ出現とともに流行った熱病みたいなもんです。
ノウハウのシェア・学習はいい事だし、プロセス改善は進化です。でも最初に「何を創造するか」がないと、どんな方法論も無意味です。そしてそのためにはいっぱい食べなきゃダメなのです。摂取も排泄もせず、栄養注射だけ打ってじっとしてるバクテリアの存在意義とは。何が楽しいんでしょうかね。そら自壊プログラム発動も頷けます。
コロナ禍を経て、最近やっと若干それが廃れてきた感あります。今思えばなんとなく、キャピタリズムの権化・昭和世代の断末魔的な現象だったようにも思えます。「効率最大化コスパ最強」みたいなのが若干ダサい感じになる流れは歓迎です。DXはAIに任せて、人間は人間らしい活動にフォーカスする新時代。いちバクテリアとしての本質に立ちかえる、デジタルネイティブZ世代のメンタリティなんですかね。
タイトル絵回収
恒例のクリスマスカード/年賀状イラスト、今年はカンフータイガーです。はいカンフーパンダのパクりです。キックアスな気分で描きました。
さて寅年です。2022年も十干十二支の還暦キャンペーン続行中、壬虎(みずのえとら)だそうです。過去2年、子年と丑年はなんとなく縁起悪くて陰気臭いストーリー設定で、実際世の中コロナでぐちゃぐちゃになった訳ですが、今年の寅年は若干縁起良さそうですよ。「孕む・産まれる」「始まる・成長する」的なストーリー設定らしいです。ポジティブな予言なら信じる。いい加減コロナもウンザリです。ぼちぼち次のステージに行きたいものです。
この設定を無理やり自分に当てはめると、今年はキックスターターでファンドした書籍とゲームが発売になります(また宣伝)。まさに僕が排泄した創作物、黄金のう○こが世に放たれ試される年です。しっかり「生まれて成長する」事を願うばかり。大きく育てよ〜。
まあそんな訳でみなさん、今年も快食快便、いいものいっぱい食べて、いいう○こしていきましょう!(新年早々う○こ話)
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宣伝タイム
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このプロジェクトの顛末は過去記事にまとめてあります↓
今年中にはコミック2巻も発売予定です。Noteでの新エピソードの投稿も再開しようと思ってます。最新話は11話まで進んでますよ。今すぐ全部見たい方はPatreonで見れます↓
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