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光のEarth Photo〜地球のうた

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本
僕が撮影した地球の風景写真をまとめています。テーマは光です。
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游木トオル

#空

游木トオル

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光のEarth Photo〜冬の日差し。アイスランド

東京は暑くて溶けそうなので、冬のアイスランド、レイキャビクの街中にある公園に飛んでみた。気温は零下。太陽はゆっくりと顔を出し、このくらいまでしか登らないまま横移動して、気付いたら日暮れになる。人影もない公園に、優しく、ほのかな日差し。シンとしたきれいな空気が気持ちいい
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光のEarth Photo〜岩が語りかける道。パタゴニア

以前話したことがあるかもしれないけれど。アルゼンチン、エル・チャルテンから続くこの道を歩いていたとき、突然、岩が圧倒的な存在感を持って僕に何かを語りかけてきた。目にする岩すべてが、光り輝き、まるで意思を持つかのように。よく見える新しい眼鏡をかけたような、本質をぼかすフィルターを取り払ったような、そんな感覚。目から鱗が落ちるということなのかな。岩だけじゃなく、植物が、雲が、山々が、本当の姿を表したあの日の感覚は、忘れられない。そんな感覚を写真に写し撮っていきたい。
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光のEarth Photo〜空と海、大神島

大神島の空気感って、確かに重みもあるけれども、決して暗い感じはしなくって、むしろ明るくて広がりを持った感じなんだよね。もっと自由でいいんだよ。伸び伸び枝葉を広げていいんだよ。そう言われている感じ。
游木トオル

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光のEarth Photo〜どこまでも広がる光の波

宮古島から船で渡った大神島。ここもまた神の住む島で、島そのものが聖域と言ってもいい。畏れと赦しとが渾然一体になった僕の心に、透明な水に遊ぶ光の波が優しく打ち寄せる。地球の果てまでも届きそうなくらいの、この空と海みたいにのびやかな解放感に浸る至福の時
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光のEarthPhoto〜ヒエラポリス、古代ローマへの道

トルコの世界遺産、ヒエラポリス遺跡は湧き出る温泉をフルに活用した先進都市だ。この通りの地下には排水溝が走り、いわば下水システムが完備されていたという。どこまでも続く道と廃墟の中、偶然一緒になったパキスタンの旅人と二人、静かに歩いた。大空を見上げながら
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光のEarthPhoto〜ヒエラポリスの空を飛ぶ

トルコ、パムッカレの高台の奥には、ローマ帝国の温泉保養地として繁栄しながら、大地震で滅びたというヒエラポリス遺跡が広がる。廃墟そのままの広大な遺跡を一人歩いている頭上をパラグライダーが気持ち良さそうに飛んで行った。どこまでも青いそらに、きれいに並んだ雲たちが群れをなす。無意識のうちに呼吸が深くなる、時空を超えた旅
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光のEarthPhoto〜メキシコ、トゥルムの海岸に吹く風

メキシコ、ユカタン半島の南側にあるトゥルム遺跡は、古代マヤ文明の遺跡としては珍しく海岸沿いに立っている。遺跡を見た後、立ち寄ったビーチから帰ろうとしたとき、ふと見上げた空に柔らかな南国の風が吹き、大きな椰子の木々がサワサワと揺れて挨拶してくれた。「こんにちは。よくきたね！」「ああ、来たよ。ありがとう」と僕も言い、しばらく同じ風と太陽を感じていた。
游木トオル

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光のEarth Photo〜二つの太陽の間

ウユニ塩湖の昼間、と言っても日が傾き始めた頃、接近し始めた二つの太陽が世界を照らす。遠くの車や人は、その間で蜃気楼のように浮かび上がる。