「休みたい」が言えなくて倒れるくらいなら、代弁してくれるものに頼るのも手、かもしれない
子供の学校が始まった。新学期が始まるときに不登校の子供が増える、という話はよく聞く。新学期の様子を子供に尋ねたところ、休んだ子はほとんどいなかったと聞いてほっとした。少なくとも子供の所属する学年にそのような子はいなかったようだ。
ところが、長男の学年の先生(長男のクラスの担任ではない)が二学期から学年末まで休むことになり、代わりの先生が受け持つことになったと聞いた。それに伴って時間割も変わるのだとか(今は少しずつ教科担当制になっているらしく、その影響と思われる)。
他の先生からは「病気のため」と聞かされているらしいが、わたしは「心の病」ではないかと疑っている。
先生という職業は、子供に勉強を教えるのはもちろんのこと、授業の準備、宿題の丸つけ、先生によっては学級通信の発行(一時期は消毒作業)など、その仕事内容は多岐にわたると聞く。休職された先生もきっと、休む暇もなかったのだろうと想像する。
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話は変わるが、たまたま足を向けた近所のロフトのステッカーコーナー。そこにはこんな文言が並んでいた。
「やる気がありません」
「やる気落ちてませんか」
「働くのはクソと言うことです」……
他にも色々あったが、ここで言いたいのは、
このようなステッカーが売られていると言うことは、それを買う人がいる、つまり一定数の人がそんな心境で生きている、と言うことだ。
まぁ、こんなステッカーを買って貼り付けて歩いてる人がいたら、その人は上手にストレス発散できてるんだろうけど、追い詰められるほど働いて倒れてしまうくらいなら、自分の気持ちを代弁してくれるものに頼るのもありなのでは、と思ったのだった。
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わたしも一つ、社会にアピールするために買ってみようか……。と思ったけれど、やっぱり勇気がなくてやめた。昔からそうだけど、知り合い(顔見知り程度の人)と鉢合わせるのが嫌だし、出来れば一人で過ごしたい気持ちが以前にも増して強くなった気がする。
妊婦さんが「赤ちゃんがいます」マークを持ち歩くように、「人見知りです」とか「疲れてます」マークをぶら下げて歩くのはダメだろうか。みんなでやり出したら、同じ気持ちを吐露する者同士で共感し合えるかもしれない。
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ちなみに現在執筆中の小説「あっとほーむ~幸せに続く道~」(中でも第三部・第四部)では、自分の身体の声に耳を傾け、のんびり生きる家族たちを描いている。働き盛りのパートナーからは「読んでいると、おじいちゃんになったような気分になる」と言われているけれど、個人的にはそういう人にこそ一度、読んでいただきたい物語。気になる方はぜひ!
(第四部はただ今連載中(~第五話))
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