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敏感な親子のゆっくり生活#8 自立は突然やってくる

毎朝、一緒に登校するのが日課にすらなっていた私。
きょうもそのつもり準備を始めました。

ただ、いつもと違って「旗当番(横断歩道に立ち、横断中の旗を掲げる)」があったので、少し早めに出よう。そして区域の全登校班を見送ったら、その後に続いて子どもと一緒に学校へ、と考えていました。

ところが、

私  「今日は旗当番だから、
    終わるまで一緒にいてね。よろしく」
子ども「…………」
私  「あれ、来てくれないの? 
    お兄ちゃんと一緒に行ける?」
こども「(無言でうなずく)」
私  「そう? 
    じゃあ、お兄ちゃん、よろしくね」


外見は何事もなかったかのように当番の場所へ。しかし心の中で「やったー!」と叫んでいました。

子どもたちの班が揃って歩いてきたとき、子どもと目が合ったのですが、なんとも自信に満ちた表情をしていたのが印象的でした!

これは、今日を境にまた登校班で行けるようになるんじゃない?

昨日、あんなにぐずったのが嘘のような出来事でした。

もちろん、たまたま機嫌が良かったとか、旗当番の場所に立っていたくないとか、いくつかの理由があったかもしれませんが、今日のことは子どもにとっても自信に繋がったに違いありません

帰宅したら、ママ無しで登校できたことをしっかり褒めてあげたいと思います。

子どもって、こうやって急に親から離れていくんだなーと思うと、ちょっぴり寂しい気もしますが、それが親の役目なんでしょうね。

岸見一郎氏は、子どもを自立させるのが親の務めだと言っています。

「お母さんのお陰で」と言われるようでは、子どもは親に依存している。
そうではなくて、「私(僕)が頑張ったから出来るようになった」と思ってもらえたら子育ては成功したと言えるのだ、と。

子どもに小さな自信を持ってもらえるような子育てを続けていけたらいいな、と思っていますし、これを読んでくださったあなたの子育てにも役立てていただけたら幸いです。

今日も最後まで読んでくださり、感謝です💖

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いろうた@「今、ここを生きる」を描く小説家
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