敏感な親子のゆっくり生活#10 子供の性格を決めつけない

「学校では外遊びをせず、一人きりで休み時間を過ごすこともあるんです。誘ってはいるんですが……」

小一の長女について、担任の先生からこんな相談を受けたのは5月のこと。

近所に同年代の女の子がいないし、自分から関わり合おうという子でもないので、しばらくは様子を見てやってください、と返事をしていました。


それからひと月ほど経った昨日。突然、

「公園で遊んでくる!」

帰宅するなりそう宣言し、飛び出していったのです。
私はぽかんと口を開けてしまいました。

様子を見に外に出ると、いつも一緒に帰ってくる女の子、そしてその子と親戚関係にある男の子と家の前の公園で追いかけっこをしているようでした。

普段、帰宅後は人形遊びや塗り絵など、室内で遊んでいたので、インドアの遊びが好きなんだろうと思っていましたが、よく考えてみれば、それはHSCの兄の影響を強く受けていたからではないか、と気づいたのです。

HSCの兄は、外で遊ぶタイプの子ではありません。
一緒に遊ぼうと声をかけるときにすることは、レゴや工作、室内での追いかけっこなどで、「外に行って遊ぼう」とは言いませんから、下の子はそれに従っている印象を強く抱いていました。

ただ、体を動かすことが好きな長女。一緒に遊んでくれる友達がいれば、外でも自然と遊ぶんですね。きけば、「こおりおに」と「だるまさんが転んだ」をやったのだとか。幼稚園の頃は「見ているだけで参加しない子」のイメージだったので新鮮でした。


HSCの長男にも似たような事例があります。

彼のことは完全理系人間だと思っていたから、漢字や文字書きが苦手なのはしかたないと思っていたのですが、興味を持つきっかけになれば、と先行投資していた「漢字カルタ」を、最近急に勝手に引っ張り出してきて遊ぶようになったのです。

まさかこの子から「漢字カルタやろう」と言われる日が来るとは思いもしなかっただけに、こちらも驚きを感じています。


このことから学んだのは、子供の性格を決めつけてはいけないと言うこと。

「この子はおとなしい子だから、スポーツは出来ない(向いてない)」とか「この子は外遊びばかりしているから、座って集中できない子」などのように、「型」にはめてしまっては子供の伸びしろを潰してしまいかねません。

少し前までは環境が整っていなくてしなかったけど、新しい環境では興味も変わるし、やってみれば出来るようにもなる。子供の可能性は無限大なのだ、と痛感しています。

親が子供のためと思って「やりなさい」と言ったことは大抵やらないもの。子供は、興味を持ったことなら「勝手にやる」し、覚えも早いものです。


子供の近くで一番理解してあげられる親だからこそ、子供の可能性を信じ、出来ることを伸ばし、出来ないことも出来る日が来るという気持ちで見守ってあげたいものです。


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いろうた@「今、ここを生きる」を描く小説家
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