敏感な親子のゆっくり生活#9 心にもバッテリーがある

月曜日のこと。
HSCの我が子が帰宅するなり畳にごろん。
いつもは今日の出来事をしゃべり出したりおやつを食べたりと忙しいのに。

これはもしや。
私の脳裏に過去の出来事がよみがえります。

過去2回、学校の給食後に体調不良を起こし(そのときは嘔吐)、夕方から朝まで寝続けて回復するということがありました。

いろいろ質問してみると、給食は完食したとのこと。
また、学校で何か嫌なことがあったわけではないこと。
ちなみに、体育の授業と掃除のない日でした。

「ゆっくりしてな」

とだけ言って様子を見ることにしました。

結局、1時間ほどごろごろした後、布団に移動して一睡。
夕食を取らず、宿題だけ終わらせていつもより早く就寝、朝までぐっすりでした。

たっぷり寝たので翌朝はすっかり元気。熱もなく、朝食もしっかり食べ、火曜、水曜と何事もなかったかのように学校へ行っています。


このことから私が学んだことは、

「心のバッテリーってやっぱり存在する!」

ということ。

察するに、HSCなので、学校生活のどこかの場面でいつも以上に神経を使う出来事があったのでしょう。以前、「HSPの私は、子供と接すると電池切れになるので自家発電の時間が必要」と言う記事を書きましたが、気が張るとどうしても疲れは出るものなのです。

「頑張りすぎなくらい、
良く気遣いが出来るお子さんです」

先生からはこのような言葉をもらう我が子ですから、学校で『いい子』を演じすぎているのかもしれません。

学校は特に『よい子』『頑張る子』が高評価されます。私がそうであったように、子供だって学校ではこう振る舞うと先生受けがいい、と言うことくらい分かるものです。

先生に、一人ひとりの心の様子まで把握しろ、というのは酷なことです。
ですから、せめて親が子供の疲労度をしっかり見てあげられるといいのかなと思っています。

これまでの経験から疲労度を見分けるポイントは、

1 いつものような活発さが感じられない
2 表情が乏しい
3 熱はないが、ぐったりしている
4 眠そうにしている
5 食欲がない

注:病気の場合も同様の症状が出ると思いますので、そこはお子さんの様子をよく観察して判断してください。


そして復活した我が子を見て思うのは、

「やっぱり元気が一番!」

今日も元気で帰ってきたね! 嬉しいよ!
そんなふうに出迎えてあげたいです。


今日も最後まで読んでくださり、感謝です💖

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いろうた@「今、ここを生きる」を描く小説家
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