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変わっていた町並み、変わらないようにみえた人々 ~帰省した際の出来事②2023夏~

前回(①)の記事に引き続き、8/3~8/8に久々の帰省をして感じたこと、特に時の経過によって変わったこと、変わっていなかったことについて考察していきます。


○自宅脇にあった畑が住宅地に……

これが一番の変化でした。いつかはこの日が来ると思っていたのですが、ついに住宅が建つことになり、目下、土地の成形中……。実家は、朝日が昇る頃には日差しが居間に差し込んで明るいのですが、住宅が建ち並んだらそれもなくなってしまうんだろうな、と思うと寂しい限り。

また、中学校の裏手にあった畑にも家が建って売り出されており、周辺にあった畑は軒並みなくなっていました。景観もがらりと変わり、もはや見慣れない町と化していたこともあり、一緒に歩いた妹は「こんなだったっけ?」と終始つぶやいていました。

○友人――同じところ、変わったところ

こちらは先日の記事でも少し触れましたが、高校時代の友人とリアルで三年半ぶりのランチ会。もちろん容姿の変化はあれど、ノリはまったく当時のまま。ボケと突っ込みが相変わらず面白くて大笑いしてしまいました。

オンラインと違い、リアルで会った際に感じたのは、一緒にいる空間の話題ができること(室内換気のためか、私たちが座った席の脇のドアは全開で、冷房が効いているはずなのに結構暑かった💦)。それから、他愛ない昔話に花が咲きやすかったかな、と。

ちょうど夏休みだったし、年齢的に子どもの話にもなって(とはいえ、既婚・未婚・子あり・子無しなど立場は様々な三人です)、それぞれの幼少期の思い出話から、現在進行形の子育ての話まで、思いつくままにしゃべった気がします。

高校卒業から二十年以上。その間、定期的に会っては近況報告をしてきた私たちですが、未だに知らないこともたくさんあって新鮮でした。

ただ、やはり変化もあって、独身の友人からは少し寂寥せきりょう感のようなものが漂っていたのが気になりましたね。「転職はリスキーだけど、転勤ならしてみたい」という発言からは、変化や刺激が欲しいという思いがうかがえました。

○まとめ――変化も良し悪し

上記のことから思うに、変化は寂しさもあるけれど、刺激にもなると言うことでしょうか。

・変わらないこと = 安心だけど停滞している
・変わること = 刺激的だけど成長が期待できる

と、まとめることもできそうです。

いや、よくよく考えてみれば、変化していないように見える思い出も、思い返す時々で少しずつ事実と異なる解釈をしている可能性はあります。実は変わらないものなんて一つもないのかもしれません。もし、昔とちっとも変わらない人がいたらその人は、変化する日々に抗っているのかも……?

思い出話は、集まった人々を結びつけるよい話題になりますので、それを否定するつもりはまったくありません。ただ、そればかりにこだわれば「今」をないがしろにすることにもなりかねません。過去を懐かしみつつも、未来を見据えた話ができたらいいですね😊

※この辺りの考え方は、長編小説「あっとほーむ」第四部でも意識的に取り入れていく予定です。


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いろうた@「今、ここを生きる」を描く小説家
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