「まだ見ぬ明日」を語るな、「今」を語れ
「嫌われる勇気」の著者の一人、岸見一郎氏の自著に散見される、「どうして今日と同じ明日が来ると思うのか」という言葉が氣に入っている。詳細は私のプロフィールをご覧いただきたいのだが、肺炎で呼吸困難になって死にかけた時ことを思い出すたび、「もう明日は来ないかもしれない。ならば、今日一日をしっかりと生きよう」と思うのである。
そんなこともあって、このごろの私はあまり先々まで人生設計していない。対する夫は常々「老後」のことを口にする。サラリーマンとして今の会社に勤め続け、引退後は健康な身体で余生を生きるつもりでいる。今、食生活や運動に氣をつけているのは、その「老後」のためらしい。
私は肺炎で入院して以降、「今ここ」思考にシフトしてしまったので「何歳まで生きるつもりなのやら……」と、どうしても冷めた目で見てしまう。そうでなくても私は幼少期から今の世の中に息苦しさを感じていたので、「別に長生きしなくても今楽しくやってればそれでいっか」、と思いながら日々を生きている。
そう、どうなるかも分からない未来のために、今我慢する必要はない。有名人のスキャンダルをあーだこーだ論じる暇もない。愚痴に付き合うのも馬鹿馬鹿しい。もし、やってみたいことがあるなら今すぐ始めればいい。「時間が出来たら……」というかもしれないけれど、そのときまで「今やりたいこと」を先延ばし出来る自信はあるか? また、その時まで今と変わらぬ情熱を持ち続けていられるだろうか? そもそも健康体でいられる保証はどこにもない。
肉体は常に細胞が入れ替わっており、刻一刻と変化している。また地球環境も日々、変わっている。そして世の中の仕組みも今、変わりつつある。だから、「今日と同じように明日も生きればいい」と思うのではなく、「まったく新しい環境で明日を迎えたとしても、それを受け容れて生きる」もしくは「たとえ明日が来なくても今日までにやりたいことはやりきった、満足」くらいの氣持ちでいた方が多分、いい。
……しかし、長生きにはこだわらない、とは言ったもののすぐに死ぬつもりは毛頭なく、今日も明日も、寝ても覚めても小説を書かずにはいられない私であった😅。
そんな私は物書きとしてここ数年、自分が理想とする世界を綴ってきた。読んだ方のうち、どれほどの人に影響を与えられたかは正直分からないが、たとえそれがひとりであったとしても、どれかの話が心に響いたと感じた方がいたら、私は今日まで生きてきてよかった、と思えるだろう。
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