【生き方】病で生を知る
こんばんは、あんぼです。
今日このニュースを見て自分が過去にかかった難病と一緒だったのでジーンときてしまった。
『回復されてよかった』と思った。
なぜか不思議と会ったこともないのに、自分と同じ病の方とは共感度合いが深くなってしまう。
そして私も親になり、親の気持ちもプラスでジーンときてしまった。
特発性血小板減少性紫斑病(とくはつせいけっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)
とっても長い病名だが、その名の通り、特発的(原因不明)に起き、血を固めてくれる役割の血小板の数値が10万以下(通常15万)に減少。どこにもぶつかっていないのに青痣(あおあざ)ができたり、小さくぶつかるだけで黒痣(くろあざ)が出来る。
母曰く、当時の先生から「一つでも切り傷を作ってしまうと出血が止まらず死ぬ」と言われたそう。私の場合、0歳から1歳になる前だったが、突然全身痣だらけになって、母が異変に気付き、病院で診てもらったところ即入院だったらしい。血小板の数値は1万以下だった。
もちろん私の記憶にはないが、管につながれた白黒写真の私を観たり、同じ病室で私のことを可愛がっていただいた女性のお話を聞いたり(その後亡くなられたが、ずっと私のことを気にかけてくださったらしい)、当時の母の忙しさの中での寝ずの看病の話を聞くと、私は文字通り人から生かされている人間であることを実感する。
同時に、一人で生きてきたような顔をするなという警告をこの病から受け取ってきたと思う。特に健康診断で過去の大病を書く欄ではいつも思い出させてくれる。
間違いなく、私は生かされている。
ので、これからも人のために生きていきたいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?