【コミュニケーション】あいまい言葉の数値化
こんばんは、あんぼです。
今日は少し晴れたときを狙って外で娘とバドミントンをしたり、ほぼ遊んで過ごしました。
と、今「ほぼ」を使いましたが、これって1から10割のうち、どこに位置するんでしょうね?
8割?9割?
※ 私は8.5くらいの意識で使っていました。
この普段から何気なく使っている「あいまい言葉たち」
相手が頭に持っている辞書の意味をつかむとその人とのコミュニケーションも円滑に進み、更に営業にも使えますよというお話をしてみたいと思います。
あいまい言葉たちの例
〇 結構
〇 まあまあ
〇 ものすごく
〇 ちょびっと
〇 すんごく
〇 めちゃくちゃ
〇 微々たるもの
〇 おおよそ
〇 まったく
〇 相当
〇 合格点
まだまだ出てきそうですが、これらが我々が普段から耳にしたり、使っている言葉たちのサンプルです。
ざっとそれぞれ1から10に当てはめるとどのあたりに位置しそうですか?
きっと人によって数値は変わると思います。
ですので、あまり放置しすぎるとコミュニケーションがずれる危険性があります。
A 「おれ、結構この漫画好きでさ」
B 「えーそお?読んでみようかな」
A 「うん、すごいいい漫画だからさ、おすすめ。自分はまだ1巻しか読んでないけど」
B 『1巻読んだだけで結構好き?』
※架空の若者たちの会話例です笑
ちなみにあいまい言葉が使用されること自体は全く問題ありません。
むしろ会話全体をやわらかくしてくれるクッション言葉でもあるので存在善です。
その中で特にビジネスにおいて大事なことは、あいまい言葉をあいまいなまま浮遊させないことです。
あいまい言葉を数値化してみる
例えば、お客様に連絡をして業績のヒアリングをした際。
「ぼちぼちですわ」※関西限定
「結構いい感じに数字が戻ってきました」
「まだまだ厳しいですね」
これらに対してこんなボールを投げ返してみます。
「ぼちぼちですわ」
→「そのぼちぼちのトーンでしたら、予算に対して50%は超えてると理解していいんですかね?」
「結構いい感じに数字が戻ってきました」
→「〇〇さんがいい感じとおっしゃるということは売上目標達成80%は超えてきていると受け取っていいですね」
「まだまだ厳しいですね」
→「そうですか・・競合さんと同じく去年の3割減くらいですか」
ここの数値化の狙いは決して自分に有利な情報を頭に入れたいことではなく、相手のことを深く知るために不可欠だから確認させていただいているという姿勢です。優先順位は相手を深く知ることにあります。
そしてNoをもらう前提の質問・確認なので「いや違うよ」と言われても「とおっしゃいますと?」と切り込んで正確な数字をもらえばいいのです。Noをもらうことも想定内です。
イメージとして、お医者さんは患者さんの言う「けっこう大丈夫ですよ」とか「まあまあよくなってます」より、その日の体温、脈拍、心拍数、血圧などの数値を信じますよね。
毎回の確認と数値化は人間関係をギスギスさせてしまいますが、数値化しておくべきあいまい言葉たちもあります。
パートナーや取引先の方々とそれらの言葉を1から10で確認し合うと、より細部までアライメントの取れたコミュニケーションがとれると思います。
※ちなみに私の娘にとっては「ちょっと」は3で「ちょびっと」は2でした😅
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