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【生き方】人誑しと人蕩し(ひとたらし)

こんばんは、あんぼです。

よく太閤秀吉を表する言葉として「ひとたらし」が使われますが、
広辞苑や国語辞典で調べると「人誑し」、
司馬遼太郎の新史太閤記には「人蕩し」という漢字が出てきます。

どちらも「ひとたらし」

人誑しの「誑」は(人を)「だます」「たぶらかす」という意味があります。ごんべんに狂うという漢字ですからね。言葉巧みに相手を狂わせるんでしょうか。

人蕩しの「蕩」は「ゆれうごく」「のびやか」「だらしがない」「ほしいままにする」とあります。放蕩息子というようにやや危うさも感じますね。訓読みにすると「とろける」「とろかす」という意味もあるようです。人の心をとろかす人蕩し。

どちらも正義かと問われると違うのですが、生き方として魅力に感じてしまう自分もいます。

ひとたらし、、、曲線で生きる私にとって、間違いなく好きな言葉の一つ。

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