トライアスロンの魅力は、3種目をこなすことです。
20:50:30の法則
トライアスロンの魅力は、
3種目をこなすことです。
トレーニング量が減っても、
3種目をやっていると
クロストレーニングの
効果があり
タイムが向上します。
例えば、
ランニングで足を痛めても、
エアロバイクを漕いだり、
スイムをすることで
体力を維持できます。
トライアスロンは
相乗効果があり、
総合的に
強くなることができます。
私は
トライアスロン選手を
セミリタイアしてから
かなりの年数が経ちました。
数年前に私自身の経験から
20:50:30の法則というものを
見つけました。
(ただし、私だけの経験です)
トライアスリート時代の
記録を見ると、
オリンピックタイプの
タイムの割合が
20:50:30になっていました。
スイム: 20%
バイク: 50%
ランニング:30%
1988年に
トライアスロンに挑戦しました。
1987年に
スポーツクラブにあった
トライアスロンチームから
勧誘された時は
まったく泳げませんでした。
トライアスロンチームに
入部して、すぐに
スイミングの
初心者コースに入りました。
ウォーミングアップで
50m泳いだのですが、
25m手前で苦しくなり、
立ってしまいました。
その程度でしたので、
スイムのトレーニングには
かなりの時間を費やしました。
トライアスロンを始めた当初、
スポーツクラブでの
トレーニングの割合は
大体4:3:3ぐらいでした。
私はカナヅチでしたので、
スイムのトレーニング時間を
多めに取っていました。
当時は
まったく気づきませんでしたが、
どれだけ
スイムトレーニングをしても
オリンピックタイプの
タイムは25〜26分でした。
スイムトレーニングが
足りないと感じ、
トレーニング時間を
増やした記憶があります。
もし水泳経験がある方や
私のように頑張ってもタイムが
上がらないと感じる場合は、
スイムの時間を減らし、
バイクとランニングの
トレーニング量を
増やしてみてください。
タイムアップの可能性があります。
十数年前、
トライアスロンの先輩が
佐渡トライアスロン大会直前に
治療に来てくれました。
治療中に話をしているうちに、
スイムはトレーニングしても
しなくてもタイムが変わらない。
スイムのトレーニングは
たまにしかやらない。
その代わりに
バイクとランニングに時間を
かけていると言っていました。
当時は
それが本当かどうか疑問でした。
数年後に
私自身が
波崎トライアスロン大会に
参加しました。
ショートタイプです。
スイムは750m、
バイクは20km、
ランニングは5kmでした。
あまりトレーニングを
していなかったのですが、
何かが私の魂に火をつけました。
大会の3ヶ月前から
トレーニングを始め、
トレーニング時間を
確保するのは難しい状況でした。
その時、
先輩の話を思い出しました。
私は、二軸泳法という泳ぎ方を
知りました。
体をローリングさせずに
泳ぐ方法です。
サーフィンボードに
腹ばいになって
沖に向かって泳ぐ感じです。
これしかない、と思いました。
その時点で
私はスポーツクラブを
辞めていました。
回数券で泳ぐことができました。
数年ぶりに
週に一度、
トライアスロンチームの
練習会に参加しました。
日曜日は
トライアスロンチームの
オープンウォータースイミングにも
参加しました。
そして、二軸泳法に挑戦しました。
これは、
私にとって最適な泳法だと
思いました。
カナヅチだった私にとっては
最適な方法でした。
腕を回転させると
思いのほか進みます。
これはいける、と確信しました。
トライアスロン大会で
二軸泳法を実践しました。
予想以上のタイムで
海から上がりました。
バイクとランニングでも頑張って、
前の人を追いかけることに
しました。
今日はいけるぞ、と思いました。
しかし、
自転車に向かって行くと、
不安がよぎりました。
後輪がパンクしているのです。
私は
オリンピックタイプの時には
スペアタイヤを
装着しないことに決めていました。
覚悟を決め、
20kmを立ち漕ぎで
乗り切りました。
このような経験もあり、
私は「20:50:30の法則」を
トライアスロン初心者や
スイムが苦手な方にお勧めします。
この法則は、
トライアスロンにおいて
スイム
バイク
ランニングの割合を
示しています。
具体的には、
全体のタイムの
20%をスイム
50%をバイク
30%をランニングに
割くということです。
これによって、
トレーニング量が減っても
クロストレーニングの効果が
得られ、
タイムの向上が期待できます。
私自身も
スイムが苦手な時期がありました。
スイムトレーニングだけに
時間を費やしても
オリンピックタイプのタイムが
改善されなかったのです。
そこで、
バイクやランニングの
トレーニング時間を増やすことで、
バランスの取れたトレーニングに
なります。
特にスイムが苦手な方には、
スイムトレーニングだけに
こだわるのではなく、
バイクやランニングの
トレーニング時間を
増やすことをおすすめします。
また、
スイムトレーニングにおいても、
腕の持久力を高めるために
腕立てやゴムチューブ引きなどの
トレーニングを取り入れることも
有効です。
そして、
私の経験からもわかるように、
泳ぎ方や
テクニックの改善も重要です。
例えば、
二軸泳法などの
異なるスタイルを試してみることで、
自身に合った泳ぎ方を
見つけることが
できるかもしれません。
トライアスロンは
3種目を総合して
競うスポーツですので、
バランスの取れたトレーニングが
求められます。
ぜひ「20:50:30の法則」を
参考にしながら、
自身の
トライアスロンの
パフォーマンスを
向上させるために
努力してください。
頑張ってください!
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