Photo by soeji 140字小説【彼女の秘密】 3 こし・いたお 2024年6月20日 00:11 僕の彼女には戸籍がない。ない理由は秘密らしい。座椅子に座る僕の膝を、右、左とリズム良く手で押したり、意味なくジッと見つめてきたりと、仕草の可愛い不思議な彼女。ある日、ニ階の窓掃除をしていた彼女が誤って落ちてしまった。慌てて外を見たが彼女の姿はない。スタスタと歩く一匹の猫だけ……。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップは執筆の励みになります。 チップで応援する #ねこ #超短編小説 #140字小説 #140字SS #ソエジマケイタさん 3