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140字小説【視線を感じる】

「あなたの代わりなんていくらでもいるのよ!」同じミスを繰り返したことにイラッとした私は暴言を吐いてしまった。勢いよく飛び出していった彼女を追ったが見失った。しばらくして私のスマホにメッセージが届いた。「まだ怒ってますか?」ふと見ると、柱の陰から家事ロボットが私を見つめていた。

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こし・いたお
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