Photo by t0m0y0 140字小説【自傷】 4 こし・いたお 2024年1月10日 00:00 「凄い、腕の傷…」スナックのカウンターで僕の腕を見たママが呟いた。自傷なんて僕の中でずっと恥でしかなかった。だから半袖を着る季節が苦手だった。僕の腕を見つめる店の女の子にママが言った。「こういう人と結婚せなあかんよ」どういう意味で言ったのかは知らない。ただ、何となく嬉しかった。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップは執筆の励みになります。 チップで応援する #140字小説 #自傷行為 #自傷 #tomoさん 4