140字小説【君も凄いね…】

発掘調査員の僕は助手である妻と共に高度な古代文明の痕跡を追っていた。そんなある日、ヒマラヤ山脈の地下で広大な古代都市を発見した。遺跡の壁を照らしながら妻が言う。「わぁ!凄い!昔は地下に人工の太陽でもあったのかしら」妻は光る目で壁を照らしながら、まるで幽霊のように壁をすり抜けた…。

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こし・いたお
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