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140字小説【予言】

俺は予言なんて信じない…終の住処を求め一人で田舎に移住して十年。気まぐれで一度だけ餌をやった。賢い奴らなら俺の素っ気ない態度を見れば、もう餌を貰えないことに気づきそうなものだが…。最近、俺は水も食事も喉を通らず弱っている。それなのに奴らは屋根の上で煩く鳴きやがる。やはり死に鴉か…

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こし・いたお
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