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140字小説【申し送り】

私にはリーダーとしての責任がある。それに比べ他のメンバーはお気楽だ。「メモを残してよ!交替制の職場ならどこへ行っても申し送りは重要よ!」声を荒げ憤る私。私達は他のメンバーと交替している時の記憶がない。なので自分がいつ何をしたかメモを残す約束なのだ。これだから多重人格は面倒くさい。

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