見出し画像

140字小説【覗いてはいけない時間】

私ほど生真面目なOLはいない。決められた休憩時間以外はスマホを触らない。私は休憩時間になると、自動追尾のペットカメラで愛犬ルナを見守るのが唯一の楽しみだった。しかしある日の午後、つい魔の差した私は思わずカメラを開いてしまった。身震いする私。ルナと一緒にいる見知らぬ男と目が合った…

いいなと思ったら応援しよう!

こし・いたお
チップは執筆の励みになります。