【教育改革の対象は子どもだけですか?】
おはよう、こんにちは、こんばんは、Hello!
今回は、タイトルの疑問についてお話したいと思います。
noteやinstagramで、日本の教育を変えようと活動している人を見てきました。しかし、そのほとんどが子どもを対象に考えていたり、活動していました。確かに、子ども、特に小学校高学年から中学入学あたりの時期は成長や発達が著しく、また学童期は多感な時期でもあり、このときの経験が後の自己形成に大きく影響します。
しかし、小学校で新しい教育を受けた子どもが中学校や高等学校でも同じような教育を受けられるとは限らないと思います。
小学校の教育は難易度が低く、量も多くありません。そのため、勉強以外の課外活動や各教科の授業で考える作業(アウトプット中心の授業)を取り入れることは難しくないと思います。(新しい教育は比較的取り入れやすい)
では、中学校はどうでしょうか。ここから勉強の難易度が上がったり、量が増えたりします。そして高校受験に向けてインプットが必要不可欠です。同じように、高等学校はどうでしょうか。ここでは、義務教育よりも難易度と量がレベルアップし、大学入試のために膨大なインプットが必要となります。それだけでなく、部活の大会やボランティアなどの課外活動も最近は要求されます。このように中学校と高等学校は入試の影響もあるのか、一斉授業が中心になります。もし、そうでない学校があったとしても、難関大を目指したり、未だ成績重視のところが多いのではないでしょうか。(ここでの成績とは課外活動も含みます)
新しい教育で学んだ子どもが、中学そして高校と上がるとき、彼らの小学校での学びや培った思考やスキルはレベルアップできますか? 「発達や成長が著しく、多感な時期に焦点を当てて教育改革をする」これについて反対はしていません。ただ、今の日本で新しい教育を受けた子ども(既存のレールから飛び出す)のほとんどは中学校や高等学校でもとのレールに戻されると思っています。それは、多くの学校や保護者が未だ「難関大現役合格」を掲げたり賞賛したり、教育への新しい考え方に対しての社会からの印象が関係しています。先ほど挙げた、一斉授業以外の新しい教育を導入する学校もそのほとんどは「難関大」を意識していると考えています。(入試方法問わず) また、既存のレールに戻されなくても学校の教育環境に慣れず、不登校や通信制などを検討すると思います。
だから、私は子どもの教育に注目している活動家しか見つけられないことに疑問を持ちました。(私は子どもの教育改革の方が活発だなと感じています)
もしも、高等学校の教育について活動している方をご存知でしたら教えていただきたいです。また、ライフステージなどの心理学もわからないことが多いので、間違った箇所の指摘もよろしくお願いします (. .)
お疲れさまでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
※ 拙い部分や自己中心的な考え、偏った意見がありますが「そうか、そうか、きみはそんなやつなんだな。」と流して読んでいただけると幸いです。