お粥を抱きしめた午後と、食いしんぼうに訪れた試練。
昨日の午後、友人からLINEで
荷物送ったからしんどいところごめんやけど受け取ってね！
と連絡が入っていた。
その後すぐに荷物が届き中を開けてみると…
優しさが溢れていて、ありがたくて、
弱っているから泣いちゃうよ！！と
お粥を抱きしめた午後。
cov19に赤いラインがくっきりと入ってから、
39.5度の高熱に丸2日間うなされ、
卵のようにパカッと割れるかと思うほどの頭痛、
唾を飲んだはずが針を飲んだような痛み、
突然襲いくる咳と、咳き込むと途端に
呼吸ができなくなり涙と鼻水で顔面が
ぐしゃぐしゃになるほど喉に張り付く痰、
トイレと親友になったり(これはいつもか)、
そんなものに耐えつつ、ずっとずっと、
これだけはやめて…！と祈っていたことがあります。
ずばり、味覚嗅覚の消失。
日がな1日、寝たり起きたりを繰り返すだけの中
ふと目が覚めてはのど飴を口に放り込み、
よしよしまだ味がするぞ、と確認していた。
ところが一昨日の夜遅くのこと、
おやおや…匂いがしないな？
鼻詰まりが酷いからかしら？
と思い、コーヒーや香水などの匂いが強いものを
ひたすら嗅いで回るものの匂いを感じない。
不安な気持ちを抱えたまま眠り、翌日。
味もしない…！
とうとう恐れていた味覚嗅覚への影響が
出てきてしまったようです。
食感|||||厚い壁||||||||匂いと味
というようなイメージと言えばよいでしょうか、
全く何も感じないというよりは、
遠くに味や匂いらしきものを感じるんです。
塩気のようなものや酸味のようなものが
届きそうで届かない、どれだけ手を伸ばしても
ギリギリ指先が届かないくらいのところに
これまで感じていた味や匂いらしきものがあるんです。
昨日より今日の方が近くに感じられていて
もう少しで指先が届きそうな気がするような
そんな感覚もあったりして。
普段そんな言葉書かないのにこんな時だけ
切ない恋みたいな書き方しか出来ないのどうしてなの。
"アイスの実 濃いもも"を食べたのに、
ずっと無味無臭の柔らかい氷を食べているような
そんな感覚だけしかないまま食べ終わり、
とても切ない気持ちでいっぱいになったりも。
そこで、ふと気がついたことが。
例えばメントール系のど飴を舐めたときに、
ミントの味などは一切感じないのに、
強いメントールのスースー感は感じるんです。
それをミントの味のように感じそうになるんですが
実際ミントの味はしてないんです、今のわたしは。
味覚嗅覚は薄れていても感覚は変わらずある。
この強いスースー感そのものは、
味ではなく"刺激"なんですよね。
熱いや冷たいと同じで、味ではなく刺激や感覚。
なので、例えば今激辛カレーを食べると、
カレーの味は感じないけど舌や喉が痺れたり
ヒーヒーヒリヒリと熱くなる感覚だけはあるんだろうな。
味覚嗅覚への影響は、友人やnoterさんなどの
お話を聞く限り数日から2〜3ヶ月くらいと
かなり回復までの幅がありそうですが、
友人は、味を感じない→感じるを日毎繰り返す
というようなパターンもあったみたいです。
治ったら何を食べようか、
辛いものやスパイシーなものも食べたいし、
カツ丼とかハンバーガーも食べたいな、
そうだモスのスパイシーモスチーズが食べたい、
(なんかもうちょっとないんだろうか笑)
とかそんなことばかり考えながら、
それらを心の支えにしてきたのに、
それなのに、カツ丼を食べても
スパイシーモスチーズを食べても味も匂いもしない
そんな悲しいことがあるだろうか。
などということに心を痛ませる、
食いしんぼうの悲しい性。
そして恐ろしいことに、
今日で発熱してから丸1週間になるんですね。
ほぼ記憶がないくらい寝てしかいない上に、
本当にしぶとく、連日多岐にわたる症状に加え、
なんならまだ時々微熱を超える程度の熱まで出るくらいなのですが、
なんとかこの土日で、更なる回復をするべく
しっかり休みたいと思います。
そして幸い、父と母にはうつっておらず、
わたしの発症から丸一週間が経過した今現在も
父と母は無事元気に過ごしているようです。
2人ともかなり高齢で肺などに持病があり
うつしてしまうと生死に関わるところだったので
本当にそれだけでもホッとしました。
このことについても連日優しいコメントをいただき
どんなに嬉しかったか書ききれません。
本当にありがとうございました。
長々と書いてしまいましたが、
何か大きな変化などがなければ、
丸1週間の今日で、わたしの今更ながらの
covid19発罹患日記は一旦終了し、
できる限り普段通りの記事を更新していこうと思っております♡
最後に今手放せないのど飴を紹介。笑
はなのど飴EXおすすめです。
レモン風味と書いてあるんですが…
わたしは全く感じなくて(味覚異常前から)
どうなんでしょうか。笑
際限なく舐められるわけではないですが。
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでくださってありがとう。
また気が向いたら、来てくださいね。
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