自己理解を深める!大人の絵本作り
皆さん、こんにちは。
皆さんは大人になって絵本を描いたことありますか?
幼い頃、幼稚園などで先生と一緒に絵本を描いたことはあるけど、大人になってから絵本を描くことなかったという方が大半かと思います。
こんなに面白い!大人の絵本づくり
大人になって絵本を描かれる方は、絵本作家を目指している方か、完全に趣味の方かに分かれている様に感じます。
しかし私が主に実施している絵本作りはそのどちらでもなく、絵本を描くことを通して自己理解や他者理解に繋げることを目的にしています。
又は、自分の絵本を通した様々な活動のサポートをしております。
絵本作りには、ストーリーを考える、絵を描く、文章を書く、本をつくる、様々な表現の工程がある為、その人の考え方、価値観が表現されます。
そして大人の絵本には、人生経験が豊富な為、特にそれがストーリーに色濃く反映され、「深い」絵本が完成します。
私はここに魅力と可能性を感じ、絵本作りにはまってしまいました(笑)
上手い絵や、凄いストーリーでなくても、その人が描く絵本を読むのが楽しくてしかたないのです!!
その人の絵本を読むと、その人のことをまた違った角度から理解することができます。長い付き合いの人であっても、絵本から意外な一面を発見したり、絵本から気づくことがたくさんあるのです!
私はこれまで、学校の正式な授業から、カフェでのワークショップまで様々な場所で絵本作りを教えさせていただいてきました。
ある学校の先生は、「普段、言葉で思いを伝えるのが苦手な子が絵本でなら自分の思いを表現できた」
「その子がいまどんな状態なのかを理解できた」
そんなことを仰られていました。
絵本を読んだ人がそう感じるなら、描いた人もそうしたことを感じることができるのではないか。
いや、描いた人どうしで交換鑑賞し、そこからいろんな気づきが生まれ、自己理解に繋げることができるのではないか。
その思いで絵本作りを実施しています。
自己理解はこの個性を大切にする時代にとても必要な要素だと思います。
自分が心からやりたいことは何なのか?
自分は今のままの仕事でいいのか?
何をしていいかわからない
そんな方にぜひ、絵本を描いてみてほしいと思っています。
これから絵本の描き方なども発信していきますね!