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大人も驚き!中学校の探求学習

皆さんこんばんは。
今日は奈良市立若草中学校、探求学習の講師を務めさせて頂きました。


今、学校教育全体で広がっている探求学習とは一体何なのか。

探求学習とは

自分が興味を持っているテーマや問いについて、情報を収集し、分析することで、「自分なりの答えを見つける学び」です。そして「自分が主役」になって進める学びです。

特に「自分なりの答えを見つける」というのが重要だと考えます。

なぜ「探求学習」が必要か
今、社会では一朝一夕で解決できない様々な問題を抱えています。さらに未来は、以下の4つの要素の頭文字をとって『VUCA」と言われる混沌とした時代になると予想されています。

Volatility(変動性)
新型コロナウイルスによる社会変化。新技術によるビジネスの急展開。

Uncertainty(不確実性)
自然環境や政治。

Complexity(複雑性)
環境問題や気候変動。

Ambiguity(曖昧性)
急速な発展により、過去の経験・対策が通じない。

この未来を生きてくために、「答えのない問い」に対して、自ら情報を収集し、周りの人と協力しながら「自分なりの答え」を求めていく力が必要です。

若草中学校では、この探求学習を
①課題設定
②情報収集
③整理・分析
④まとめ・表現

の順で学び、最終的に学校外の関係者も含めた方々の前で、学んだ内容をプレゼンテーションを行います。

この素晴らしい取組みに私たちを含め3社の代表が、探求学習の外部講師として選ばれました。

栗田佳典 様
(特定非営利活動法人 関西NGO協議会事務局長・理事)

多和実月 様
(株式会社&Company代表取締役)

竹田一義
(一般社団法人いろどりあつめ代表理事)

若草中学校の探求学習

今回の探求学習では、生徒様らがそれぞれの地域課題について情報収集をしている段階に介入させて頂きました。

どのグループも、すでにネット等で奈良特有の地域課題にフォーカスし、概要や数字的なデータを調べられていました。

さらに地域課題に対する自分なりの考え方をもっていて「凄いなぁ」と、ただただ感心。

そして、法律の話、倫理観、AI、トレードオフなど、探求学習を通して様々な話が飛び交い、中学校の探求学習のレベルの高さに、驚きました。

これから、調べたことを分析し、まとめ、プレゼンテーション発表に向けて進んでいきます。

私も中学生に負けない様に勉強しないといけません!

これこらも頑張っていきます。




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