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築50年超のレトロマンションに引っ越してみた

いよいよ2024年もあとわずかという今月、とうとうひとり暮らしを再開。
ようやく諸々落ち着いてきたので、新居の諸々のことについて綴ります。

1.居候卒業のための物件探し

事前に少し説明しておくと、私は昨年仕事を辞めて住んでいたアパートを引き払い、今年の春頃から知人宅に居候させてもらっておりました。
その辺りの詳しい経緯はこちらの記事に。

知人宅にいつまでもお世話になるわけにもいかんので、5月頃からゆるーく物件探しを開始。
しかし、理想の物件というのはなかなか見つからないし、良い物件が見つかったと思ってもあっという間に埋まってしまう。
(内見せずに申し込みする人が意外と多いことにびっくり。)

それでもいくつか良さそうな物件を内見し、そのうちの一つの物件がまぁ総合的に見てよかろう(めちゃ気に入ったわけじゃないけど)ということで申し込みをする。

しかし、ここで事件発生。

入居の審査に通らなかった

これは人生初の体験。
今まで家賃を滞納したこともなければ借金はおろか車のローンすらないのに。。
今の職について間もないのと、任期付であることがネックだったか。

兎にも角にも予想外の事態に焦る。
しかし、こうなったら正統派住宅メーカーの快適な物件を探すのはやめて、とことん個性的で面白い物件を探してやろうじゃないかという謎のスイッチが入る。

そして、それから出会ったのが現在の物件である。

2.築50年超、リノベ済物件

ネットの不動産サイトで物件探しをしていた私。
色々と条件を入れて検索をすると、どうにも物件が限られる。
ふと、検索条件を最低限にして調べてみたところ、面白そうな物件が目に入った。

築50年超のレトロ物件だけど、中はリノベーションされていてめちゃ好み!

築年数や設備など、色々気になるところはあるものの、あまりにも雰囲気が好みだったので見学だけでもしてみようと思い立つ。

そうして、すっきりと気持ち良い秋晴れの日に、物件前で不動産屋さんと待ち合わせをして内見へ。

素敵にリノベーションされた室内

広い!日当たりが良くて明るい!家賃が安い!周辺環境良い!
そして何より…やっぱりかわいい!!

お風呂が狭い、洗面台がないなど、普段なら絶対譲れない条件を満たしていないものの、この個性は唯一無二。
これこそ理想の物件かもしれないという思いが強くなっていく。

左の素敵スペース、どう使おうかわくわくする

ただ、どうしても気になったのが、外の駐車スペース前の道路が狭く、とても停めにくいこと。
車通勤で車の出し入れが毎日のことなので、ストレスが溜まること必至…。
「うーん」と悩んでいたところ、不動産屋さんが「あ!」と声を上げる。

なんと、そのタイミングで入り口に一番近い比較的停めやすいスペースが空く連絡が来たとのこと。
試しに停めてみると、そっちは前の道路が広いので全然問題なさそう。
これはもう運命に違いない。
そんなわけでその場で申込することに。

3.引っ越しハイ、からの引っ越しブルー

こちらの物件は家賃が安いのもあってか、入居審査は難なく通過。
(ちなみに家賃や共益費、駐車場など諸々あわせて前住んでいた物件より2万円以上安い。驚異。。)
契約してから約1ヶ月後の12月半ばに無事引越しの運びとなった。
進む時はとんとん拍子に進んでいくものだ。
ようやく見つけた理想の物件、家具の配置などを考えるだけでわくわくした。

しかし、12月上旬は仕事もプライベートも予定が詰まりすぎていた挙句、体調を崩していたこともあって、引越しの頃はMAX疲労が溜まっていた。
引越し前に鍵をもらって部屋に入ったら、床の一部の材質が変わっていてショックを受けたこともあり、急に引っ越したくない症候群に陥るなど超不安定メンタルに。

慣れるとこの床も悪くないのだが

引越し後もなかなか部屋に馴染めず、しばらくはよく眠れなかった。
そして共有部分の臭いが気になり始め、部屋も臭いがするような気がし始めて臭い酔いするなど、体調不良と重なって引越しを後悔し始める。。
(我ながら繊細というか、環境の変化に弱すぎる)

4.ようやく自分の部屋になってきた

そんなこんなで最初は馴染めなかった新居だけど、引越しの荷物が片付いてきて馴染みのある家具が並ぶと俄然居心地が良くなってきた。

日当たり最高の室内

臭い問題についてはプラズマクラスターの高性能除湿機を買って対策。
(そもそも部屋の中は臭いが気にならなくなっている)

お風呂が狭い(あと変な音する)のだけは相変わらず気になるが、仕事帰りに銭湯に寄る方法で解決。
色々銭湯を開拓するのも楽しくて、生活の満足度も大幅アップ。

市内で一番お気に入りの銭湯。490円でサウナも露天も充実!

お風呂があるジムに入会してお風呂入って帰るのもありだな〜と思っているところ。

先日は友人が遊びに来てくれて、とてもこの家を気に入ってくれた。
臭いも全然気にならないと言われたので、あまり気にしないことにする。

そんなこんなで年の瀬に自分のお城をしっかり確保できてひとまず安心。
来年はこのお部屋をもっと快適にしていこう。

ベッド上の壁にプロジェクター投影するのが今の夢
晴れた日は川沿いを散歩するのが楽しみ

2024年は地震から始まって、新しい仕事を始めたり、友人宅に居候したり、本当に環境の変化が多い年だった。
それでも山にも旅にもたくさん行けたし、仕事も余裕を持って楽しめたし、最後に引っ越しもできて充実した良い1年だった。
来年の今頃またどこで何をして何を考えているのか全く分からないけど、良い年にしていくぞー。

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KIKU
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